「餃子の王将」と「大阪王将」。念のために言っておくと、2つは全くの別物である。“王将” が被っているので同じようなものと思っている人もいるかもしれないが、「餃子の王将」と「大阪王将」は田中マルクス闘莉王と田中邦衛くらい違う

したがって、両者の違いを上げればキリがないものの、そのうちの1つが「天津飯」だろう。具体的に説明すると……

大阪王将の天津飯は一般的に、「ふわとろ天津飯」と呼ばれる。名前の通り卵がふわとろで、あっさり風味。そしてこの「ふわとろ天津飯」に、大阪王将のラー油が実によく合うのだ。

じゃあ「餃子の王将」の天津飯にも合うのでは? と思うかもしれないが……ラー油とのベストマッチ加減でいうと、大阪王将に分があるのではないかと私は思う。

強いて言うならば、餃子の王将が東日本エリア限定で販売している天津飯の塩ダレはラー油にも合うような気がしたが、それでも「ふわとろ」とラー油の相性には敵わないのではないだろうか。

ちなみに天津飯だけならば、私は「大阪王将」よりも「餃子の王将」派。しかしながら、ラー油というドーピングをするとしたら……判断に迷ってしまう。う〜ん、どっちだろうなぁ……。まぁとにかく、気になる人は自分の舌で確かめてほしい。

ちなみに、大阪王将のホームページで確認したところ、関東甲信越地方、北海道・東北地方、北陸・中部地方、九州・四国地方のメニューには「ふわとろ天津飯」がはっきりと載っている。しかし以前に公開した鍋の記事と同じく、近畿地方だけは店舗によって異なる部分が大きいようだから、近畿にお住まいの方は最寄りの大阪王将で確認してみてくれ。

参考リンク:大阪王将、Twitter @Ohsho_campaign
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼ふわとろ天津飯に……

▼ラー油をかけるだけで……

▼完成! 超簡単だ

▼味の相性だけでなく、”ふわとろ” という食感の部分も大きい気がする

▼餃子の王将のツイート。塩ダレは東日本エリア限定だって

▼ちなみに、大阪の人は大阪王将と餃子の王将を簡単に区別できる。理由はこちら