突然だが、あなたは4歳の頃何をしていただろうか? と言われても覚えてない人も多いかもしれない。なにせ小学校に入る前のことである。私(中澤)はプラポンを繋げることを趣味としていた。まあ、いわゆる一般的な4歳児である。

そんな中、ジャスティン・ウィルソンⅡ君はプラポンの代わりにドラムスティックを握り喝采を浴びた。キレキレのプレイに一緒に演奏していたベーシストもあ然。4歳と思えねェェェエエエ

・NAMM Show 2019

そんなスーパー4歳児が登場したのはアメリカで開催された楽器ショー「NAMM Show 2019」のステージ。世界最大の楽器の展示・販売会である「NAMM Show」では、オープニングセレモニーから連日連夜ライブ演奏が行われる他、各ブースでもデモ演奏などが開催される。

ジャスティン・ウィルソンⅡ君がそのドラムさばきを披露したのは、楽器関連グッズメーカー『Gruv Gear』、オーディオ製品『MEE audio』、ドラムメーカー『Zildjian』『Pearl』の4つのブース。中でも、圧巻なのは『Zildjian』での演奏だ。

・ベーシストあ然

ベーシストやギタリストとセッションをするジャスティン・ウィルソンⅡ君。この時点で普通に天才なのだが、中でも基本のリズムをタイトにしめるハイハットのキレ味が素晴らしい。そんなハイハットの刻みで盛り上がって来るプレイ! ハイハットが……ハイハットが……SUGEEEEEEEEE!!

思わず、演奏を止めるベーシスト。「もっとやれ」という風に手を回すと、水を得た魚のようにジャスティン君がドラムソロを叩き出す。大きくなる歓声! さらに加速するジャスティン君!! まるで腕が何本もあるみたいだ。

そして、ドラムソロが終わると同時に巻き起こる拍手喝采。その表情からベーシストの心の声が聞こえた気がした。「こりゃかなわん」と

ジャスティン君のHPによると、スティックを握ったのは18カ月の頃とのこと。ということは、ドラムを始めて2年半くらいということになる。いやはや、恐ろしい4歳児がいたものだ。

参照元:Instagram @babyboydrummer
執筆:中澤星児