2018年も早いもので師走。朝晩どころか昼間も冷え込むようになって、1日何回「寒い」と言っているか分からなくなってきた。「今年の冬は暖冬」なんてニュースで報じてたような気もするが、結局寒いもんは寒い。あっ、また言っちゃった。

なんだか「◯◯アウトッ〜」となりそうなチョンボになってしまいそうなのはさておき、冬の代表的な料理といえば韓国料理だ。いろんな種類があるが、今回は参鶏湯(サムゲタン)の冷凍食品を試してみることにした。数分で海外の料理が食べられるようになったなんてイイ時代だぁ〜!

・様子がおかしい

てな訳で購入したのは、オーマイの「いまどきごはん 参鶏湯」という商品である。スーパーだと299円で売っていた。袋から取り出すとカチコチに凍ってラップをしてある状態で出てくるが、水を加えたりする必要もないのでそのままレンジに入れてOKだ。

ちなみに容量は330gの1人前。指定された時間チ〜ンッすると出来上がったが、予想していた参鶏湯と何だか違う。鶏肉が入っていてホワイトベースなのはイイとして、フカヒレのような三日月の物体が入っていたのだ。

・フカヒレの正体

もしかしたら大当たりで高級食材が入っているキャンペーンとも思ったが、そんな情報はどこにも書いていない。湯気は軽く出ているし、どうしたものか……。いきなりガブリと食べるのも何なので、とりあえずフカヒレ(仮)を箸でつついてみた。そしたら……


ザクッ……ザクッ……


溶けていないだけ\(^o^)/


これはいわゆる冷食あるある。ほとんどの食品に「足りない場合は10秒ずつ加熱して調整を」と書いてあるように、レンジや環境によって加熱時間は自分で調整しなければいけない。コラーゲン的なやつだったのかな。

・合格点の冷食

そんな訳で改めてチンしたら無事に溶けてクリーミーな参鶏湯がこんにちは。ぶっ飛ぶほどウマいという訳でもなかったが、優しい味で食べやすかった。これが299円なら余裕で合格点だろう。そのまま容器を捨てられるのも、わざわざ食器を洗わなくていいのでありがたかった。

量は女性ならちょうどよく、男性でもまぁOK。もち麦を使っているのもお腹にたまりそうな感じがしたぞ。とはいってもご飯は決して多くないので、大盛りがデフォの人はオニギリなどと一緒に食べてもいいだろう。

参考リンク:オーマイ いまどきごはん 参鶏湯
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
★こちらもどうぞ → シリーズ「冷凍食品検証」

▼同じシリーズに「豚チゲ鍋」もあるぞ

「牛すき鍋」もできちゃう

▼私はオニギリをドボンした