2018年も残り2か月を切った。冬季オリンピックやサッカーW杯など世界では様々なことがあったが、つい先日ここ日本でおそらく「今年1番切ない事件」が起きてしまった。

テレ朝ニュースによれば、明治大学の女子トイレに侵入したとして会社員の男が現行犯逮捕されたという。男は「お腹の調子が悪く男子トイレと間違えて入った」と容疑を否認しているというが、もし男の証言が事実ならば切なすぎやしないだろうか? 頼むからやめたってくれや……。

・盗撮の可能性もあるが

男はキャンパスの地下1階にある女子トイレに侵入した疑いが持たれているらしい。通報を受けた警備員が駆け付けると、男子トイレの奥にある女子トイレのドアに鍵が掛けられていて、警備員が出てくるよう促ししばらくしてから男が出てきたという。

警視庁は盗撮などの目的で女子トイレに侵入したとみて調べているらしいが、もちろんその可能性だって十分にある。会社員である男がわざわざ明治大学のキャンパスの女子トイレに入ること自体怪しいし、残念ながら盗撮行為も後を絶たないのが現状だ。だがしかし……。

・女子トイレに駆け込んだ経験

男の言う通り、本当に本当におなかの調子が悪くて……いや、もっと言うなら「漏らす寸前くらいのギリギリの状況」に陥ることは人間ならば誰しもあるに違いない。記者は年に1度か2度は絶体絶命のピンチを迎えるし、ぶっちゃけ空いている女子トイレに駆け込んだ経験もある。

当然ながら心の中では「申し訳ない」と思うし、大人として、そして人間としていけない行為だということは重々承知だ。だが、もう噴出する寸前のマグマを前にそんな余裕はいとも簡単に消し飛んでしまう。そうした緊急事態でもなお、逮捕される事案なのだろうか?

記者は人間としての度量が決して大きくない。もし器が大きい男ならば「女子トイレしか空いてないのか、よし漏らしちゃえ! グハハハハハ!!」なんて芸当も可能なのだろうが、小心者の記者は「漏らすくらいなら空いてる女子トイレへ……」と考えてしまう。

ただ、これまではまさか逮捕されるとは思っていなかったので、今後は考えを改める必要がありそうだ。「漏らさずに逮捕」か「盛大に漏らして白い目」の2択を迫られるが、どちらがいいのか……やはり盛大に漏らす方を選ぶしかないだろう。

仮に今回の件が全国的なニュースになった場合、今後は逮捕を恐れて盛大に漏らす男性が急増する可能性がある。なので、漏らしている男性を見かけたら決して軽蔑の目で見ないでほしい。彼は逮捕されることより漏らすことを選んだ勇者なのだから──。

参照元:テレ朝news
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼男の言うことが本当だったら切なすぎる。

▼漏らしている人を見ても「コンプライアンスとルールを守った立派な人物」だと思ってほしい。