最近のコンビニの進化は目覚ましいものがある。ローソンは、一部の店舗でスマホを使ったセルフレジを導入しており、レジの混雑緩和策を実施している。また、ローソンは2025年をめどに、ほぼ無人で店舗を運営する仕組みを取り入れる計画なのだとか。

そんななか、JR東日本は期間限定で東京・赤羽駅に無人のキオスクをオープンさせた。AIとICカード決済によりお店には人がいない状態。これは買い物が楽になるかも! ということで早速缶コーヒーを買いに行ったところ、1本のコーヒーを買うのにかかった所用時間は……

・赤羽と間違えて大宮へ

お店はJR赤羽駅の5・6番線ホームにある。私(佐藤)は新宿から埼京線に乗って向かったのだが、何を勘違いしたのか、大宮まで行ってしまった。実は2017年にも同じように大宮駅で無人キオスクの実証実験が行われており、再び大宮だろ! と決めつけて赤羽を華麗にスルーしてしまった。大宮駅には5番線がないため、勘違いに気付いた次第である。


・店舗発見!

大宮から折り返して赤羽駅に着き、5・6番線ホームに行ってみると、あった、あった! 「TICKET TO TOMORROW」って書いてある。ウッヒョー! カッコイイ!!


正面に回ってみると、何だかスピーディな買い物を感じさせる文字がつづられている。よ~し! ササッと缶コーヒーを買って帰ろう~!


……と思ったら、実は1度に店内に入ることのできる人数は限られており、入り口前には4~5人が入店待ちをしている状態。少し待とうか……。


……と思ったら、実は階下のコンコースに入店待ちの最後尾があるらしい。ゲゲ! まさか、結構人が待っているのか?


階段を下りて、入店待ちの列を探してみると……めっちゃ待ってるやん!


無人とはいえ、キオスクに20人近く待ってるやん! そんなに並ぶ? 仕方がないので、最後尾について待つことにした。


・入店人数には制限が

店舗で金銭のやり取りはないので、比較的早く列がさばけるだろうと思ったら、1度に入店できる人数は3人に制限されているので、なかなか前が進まない。仕方がない。なるに任せるよりほかないだろう。



やっと待機列の先頭になった時に、スタッフから1枚の紙を渡された。入店整理券だ。


そこに記されていたのは、「無人AI決裁店舗 当日限り」。 “決裁” と “決済” を間違えているが、とにかくこれを持って再びホームに上がる。


ここでさらに5人の列の最後尾についてしばし待つことに。その際にスタッフから説明があった。決済にはSuicaやPASMOなどのICカードしか利用できないという。Apple Payなどには対応していないので要注意だ。


・いざ入店!

入店時には入口のカードリーダーにICカードをかざす。


ピッ! と音がなったら自動ドアが開き、中に入ることができる。


・万引きはムリ

品揃えを見ると、一般的なキオスクと比べて品数が少ない。おそらく実験段階のために、少ない商品で実証を行っているためだろう。

欲しい品を手に取り、出口の黒い枠に立つと、出口のディスプレイに所持している商品が表示されるので、再度ICカードをかざして決済完了。出口の扉が開く。


無人店舗のため、万引きの危険があるのでは? と思うかもしれないが、中に入ったらICカードで決済するまで、外に出ることはできないので、万引きはほぼムリと見ていいだろう。


・缶コーヒー1本を買うのにかかった時間は?

実際に利用してみると、なるほど! これは買い物が簡単だ。人の力に頼ることなく、会計まで出来るところは素晴らしい! ただ……。


開店初日とはいえ、缶コーヒーを購入するのに35分もかかってしまった……


無人とはいっても、品物の補充には人の力に頼らざるを得ない。全国で実用化するためには、まだまだ改良の余地がありそうだ。とはいえ、無人キヨスクは今後駅での買い物が変わる可能性を持っている。


今回の実証実験の結果をふまえて、さらに進歩することに期待したい!

参照元:テレ朝ニュース
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24