先日、沖縄県の石垣島に旅行に訪れた際に、元女優の高樹沙耶さんが経営している宿があるという情報を聞きつけ、ぜひ一度泊まってみたいと思い、訪問してみた。
私(耕平)もこれまで いろんなホテルや民宿などの宿泊施設を利用したが、その中でもトップクラスに入るくらい衝撃的な内容だったので、一連の体験を書いてみたいと思う。
・入り口が怪しさ満載
高樹沙耶さんが経営する『エコリゾート キャンピングロッジ 虹の豆』は、新石垣空港から北の方に車で30分ほどの距離の場所にある、通称 “裏石垣” と呼ばれる場所に存在する。
私(耕平)は今回バスを使って訪問したが、1日に3本ほどしかないため、事前に時刻表を調べていかないと、途方に暮れてしまうので注意が必要だ。
そんな感じで新石垣空港からバスを乗り継ぐこと、約2時間かけて目的の宿の最寄りのバス停に着き、その後、電話をしたら、なんと高樹さんが対応してくれたぞ! そしてバス停までスタッフの方に車で迎えに来てもらい、ようやく宿に到着。
……と思いきや、ここが宿?
おいおい、これ……
思いっきり立入禁止区域やないかい!
と思わず心の中で叫んでしまったが、宿の宿泊者以外は立ち居入り禁止という意味であった。ふぅ〜。そんなこんなでチェックインしてみたら、そこには驚愕の風景が広がっていた……。
・まさに秘境!
まず目の前に広がったのは、山をバックにした広大な大自然の中に築かれた、まさに「エコリゾート」と呼ぶにふさわしい風景。
敷地内は宿泊用のコテージが2つ、共有スペースのロッジ、シャワースペース、トイレが完備され、その全てが手作りというから驚きだ。
「エコ」が売りの宿泊施設なので、宿泊用のコテージはテレビもエアコンも完備されていない。しかし、その分ゆっくり時が流れるのが堪能でき、都会の垢を落とすには もってこいの環境だ。
・トイレにハブが出る
ジャングルを切り開いた敷地なので、当然、人間以外の生き物が共存する。そのあたりの話は、チェックインした時にスタッフさんと各施設を回りながら説明を受けるのだが、その中でも私(耕平)が驚愕したのが「ハブ」の存在だ。
敷地内は水周りがよいのだが、ハブは特に夜に活動することが多く、湿気がある場所に集まる習性がある。となると、気をつけるべきはシャワースペースとトイレだ。
特にトイレは要注意。使用した後に、必ずフタを閉めないと、次に使用した時、トイレの中に……一見、流し忘れのウ○コだと思ったら、ハブがトグロを巻いていた……なんてことがザラにあるらしい。
・エコツアーに感動!
宿泊した翌日、チェックアウト前にスタッフさんが、近郊の隠れスポットに案内してくれた。
私(耕平)が連れて行ってもらった場所は、広大な敷地に超巨大なシーサーが立ち並ぶ「米子焼シーサー農園」。開店30分でほぼ全ての品が売り切れてしまうというパン屋「トミーのパン」。そして、観光客にあまり知られていないことで隠れスポット「荒川の滝」だ。
特に「荒川の滝」ではスタッフさんが、いきなり滝に飛び込み「YOUも入っちゃいなよ!」的にガンガン煽ってくる。初めは躊躇(ちゅうちょ)したが、意を決して飛び込むと、最高に気持ちイイ!
実際入ってみると、透き通るくらい透明度の高い川の水が演出する勢いの強い滝は、私(耕平)を頭から容赦なく打ち付け、自然が織りなす極上の頭皮マッサージを体験できた。
というわけで、1泊2日で大自然を「これでもか!」っていうくらい満喫することができた。また石垣島に来た時は是非泊まってみたいと思うが、一つ注意すべきことは、この宿では食事が一切提供されない。
近くに売店やコンビニも無いので、もし、この宿に泊まってみたいと思った読者の方は、事前に飲食物を購入していくことをオススメする。
参考リンク:キャンピングロッジ 虹の豆Facebook
Report:耕平
Photo:RocketNews24.
▼一見、立入禁止区域かと思いきや……
▼敷地内は、まさに「ジャングルのオアシス」だ!
▼日が落ちると敷地内はライトアップされる
▼敷地内の広場では夜にキャンプファイヤーが行われる場合もあるらしい
▼「エコツアー」で案内された超巨大なシーサーが立ち並ぶ「米子焼シーサー農園」
▼大自然に触れて、私の頭皮も大満足だ!
▼高樹沙耶さん(本名:益戸 育江さん)からも直々に御礼のメッセージをいただいたぞ!