依然強い勢力を保ったまま、台風21号は日本列島を縦断している。ネット上では、強風の影響による被害報告が相次いでいる状況だ。とくに関西圏では、屋根が吹き飛ばされたり、窓ガラスが割れるなどの被害が続出しているようで、台風周辺の地域や、進路にあたる地域の人は、身を守る行動をとるように努めて欲しい。

ウェザーニュースでは、災害情報をリアルタイムに収集・公開するハッシュタグ「#減災リポート」を利用して、地図上に被害報告を配置するサービスを提供している。こちらも参考にして引き続き、十分な警戒を。

・地図上の降水量とハッシュタグ

#減災リポートは、Twitterに投稿されたハッシュタグと位置情報を元にして、それらの投稿を地図上でひと目で見ることができるサービスだ。地図上には降水量が表示されており、雨の状況とTwitterの投稿を同時に把握することができる。

現在時刻を起点に前後1時間の雨の様子を見たり、ハッシュタグが投稿された地域を地図で確認することも可能だ。


・広範囲に台風の影響

2018年9月4日15時15分の段階で、関西地方は広範囲で激しい雨を示す赤色が表示されており、被害報告のハッシュタグマーク(#)を、広い範囲で確認することができる。


・身を守る行動を優先

台風21号の影響は今夜から関東・東北、明日にかけて北海道へと拡大するものと思われる。引き続き厳重に注意すると共に、#減災リポートを参考にして頂きたい。くれぐれも身を守る行動を最優先で行って欲しい。

参照元:#減災リポートウェザーニュース
執筆:佐藤英典