料理にひと味、瓶入りソース! パンにはやっぱりジャムだよね。今日~は何味にしようかな♪ よし、いちご味に決めた! ギュゥゥゥ……あ、開かねェェェエエエ!! ジャムが瓶に立てこもり中! 田舎のおふくろさんが泣いてるぞー!!
ジャムが開かない時ほど、絶望的な気分になることはない。だが、そんな悲しみとも今日でお別れ。なぜなら、警視庁の「固い瓶のフタを開ける方法」がマジで凄かったからである。
・道具も力もいらない瓶のフタの開け方
2018年5月31日に警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)がつぶやいた瓶のフタを開ける方法は、道具を使わず、困ったらすぐに試すことができるほどにお手軽だった。手順は以下の通り。
1. 瓶を逆さに立てる
2. 手で軽く叩く
──以上である。って、いやいや! こんなのでガチガチの瓶が開くはずありませんやん!! むしろ、より閉まりそうだ。というわけで開かなかった瓶で試してみたところ……
パッカーン! マジかよ!? 全然力入れてないのに開いたーーーーーーーーー! まるで、最初から閉まっていなかったかのようにパカパカだ。
・さすが警視庁
警視庁によるとこの現象は「瓶の底を叩くと振動が与えられ、それによって瓶とふたの間に空気が入り、あけやすくなるため」だという。道具も使わず力も使わないので、「災害時で手元に道具がないときにも有効」とのこと。
多くの者が無力感を味わってきたジャムの立てこもり。そんな事件をこんなに簡単に解決するなんて、さすが警視庁警備部である。
参照元:Twitter @MPD_bousai
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼ホンマに開く
瓶のふたが開かなくて困った時、瓶を逆さまにして手のひらで叩くという方法があります。瓶の底を叩くと振動が与えられ、それによって瓶とふたの間に空気が入り、あけやすくなるためです。原始的な方法ですが、災害時で手元に道具がないときには有効だと思いますので、一度試してはいかがでしょうか。 pic.twitter.com/K38lSVXkL3
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 31, 2018