100人対戦ゲーム『PUBG』のモバイル版は、リリースから10日で300万ダウンロードを突破したそうだ。さすが元祖だけあって、その人気はかなり高いと言えるだろう。

このゲームの醍醐味は、最後の1人に勝ち残ること、いわゆる「ドン勝」というヤツだ。その勝利の味は、至福といっても決して言い過ぎではない。実際にドン勝(カツ)を食ったら、本当に至福の味がするのだろうか? 公式が提供するドンカツを食べてみたぞ!

・リリースパーティ

リアルドンカツが提供されたのは、2018年5月30日に行われたPUBGモバイルのリリースパーティ会場だ。この催しは、モバイル版の事前登録者10万人を対象に、抽選で100名が招かれて行われたもの。私(佐藤)はメディアとして取材参加した。


・さまざまな仕掛け

おそらく普段はスマホを睨みながら、1人でプレイしている人も多いはず。この会場に100人も同じゲームを楽しむ仲間がいると思うと、何だか嬉しくなってしまう。

会場では、ゲームを盛り上げるためのさまざまな工夫が施されており、最初に配られる4枚のカードを参加者同士で交換することで、フレンドを増やすきっかけを作ったり……。

ここでしか撮ることのできない記念撮影ブースが設けられたりと、ゲームファンにはたまらない仕掛けがいくつも用意されていた。


・フードメニューが面白い

これらのなかでも、遊び心を感じられたのは、提供されたフードメニューだ。ゲームにちなんだ食事がいくつも用意されていた。たとえば、ゲーム中で重要なアイテムのひとつである「医療キット」をイメージしたサラダ

プレイヤー存命のカギを握る「安全地帯」をイメージしたカッペリーニなど、思わずニヤリとしてしまう品々が並んでいた。


・ドン勝!?

とくにこの日、参加した人たちの注目を集めたのがドンカツである。

ゲームを象徴する言葉「ドン勝」があるじゃないか! プレイヤーはみんなこれを目指してプレイしていると言っても良いだろう。それがリアルになった! これは絶対ウマいはず。ウマくなきゃ、公式が提供する意味ないだろッ!!


ゲームでドン勝を果たすと、喜びもひとしおだ。思わず酔いしれてしまうような達成感を得ることができる。したがって、このドンカツも、うっとりするような美味しさでなければいけない。私は強くそう思う!

ということで食べてみたところ……。


うん、この程度なら家で作ることができる。冷食のカツを買ってきて、ご飯にのせれば大体この味だ。なんならもっと美味しくだって作れるぞ。という訳で、あのドン勝の味を再現できるほどのレベルではなかった……。


・公式のメッセージか?

これはきっと、本当のドン勝の味を自分の手で味わえというメッセージなのだろう。私はそう解釈した。だって本当のドン勝は、もっと興奮と感動に満ちているのだから、イベントに参加したくらいで易々と味わえると思った、私の考えの方が間違っている。ということで、みんなもドン勝目指してがんばろうぜッ!!

参考リンク:PUBGモバイル
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24