特に信仰深い訳ではなくても、受験や就職面接前などは「受かりますように!」と神社で手を合わせたり、願掛けをしてしまうものである。
そして、なかには神頼みではなく変わった方法で願い事をする人もいるようで、あるインドの農夫は作物が元気に育つようにと、“オトナ” な女優のポスターを畑に飾っているというのだ。なんでも、その効果はバツグンらしいぞ!
・畑に“オトナ” な女優のポスターを飾る農夫
インドのニュースサイト『hindustan times』によると、畑に “オトナ” な女優のポスターを飾っているのは、インドのアーンドラ・プラデーシュ州に住むチェンチュ・レディーさんだ。
畑でキャベツとカリフラワーの栽培をしている彼は、畑が村人の注目を浴びるようになったため “邪視(じゃし)” から作物を守ろうと、 “オトナ” な女優サニー・レオーネさんのポスターを飾ることにしたのだとか。
・“邪視” とは何ぞや!?
ちなみに、チェンチュさんがいう邪視とは、漢字そのままに「悪意に満ちた目で相手を見つめることで呪いを掛ける魔力のこと」らしい。どうやら彼は、村人の邪視で作物がダメになってしまうと心配していたようだ。
さて、彼が畑に飾ったというポスターを見てみると、真っ赤なビキニを身に着けたサニーさんのポスターはかなりの大きさ! 「こんなポスターを畑に飾ったら、余計に目立って注意を引くんじゃないの!?」と思ってしまうところだが、効果はテキメンだったもよう。村人達はチェンチュさんの畑を眺めることをやめ、作物は豊作に恵まれたとのこと。
・現時点で当局から苦情はナシ
しかし、インドは半裸の女性などの画像に対して検閲が厳しいのでは……と気になってしまうが、問題はなかったのだろうか。その点についてチェンチュさんが、海外メディアに「農業組合や警察のことなど気にしていないし、猥褻(わいせつ)罪には反していないと思う」と語ったと報じられている。
なぜ、邪視を避けるための対策が “オトナ” な女優のポスターなのかは不明だが、それで作物が元気に育つなら願掛けは成功したと言えそうだ。
参照元:YouTube、hindustan times(英語)
執筆:Nekolas
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