いまだに日本で敬遠されがちなタトゥー。海外ではアクセサリー感覚でオシャレの一環として入れている人が多いが、一度入れたら完全に消すことは難しいため、入れるとしたらデザインなどに慎重になるだろう。

ところが、なかには意味不明な漢字のタトゥーを入れている人も少なくない。まさに、そんな人を目撃した男性が1枚のタトゥー画像をSNSに投稿したところ、「あるある~!」とネット民から類似した体験談が寄せられた。話題の人物は、なんと足に “味噌” とタトゥーを入れていたという。

・足に “味噌” とタトゥーを入れた女性

まさかの味噌タトゥーを目撃したのは、米カリフォルニア州テンプルシティに住むアルトン・ウォンさんという男性。飛行機に搭乗した時、彼は隣に座っている女性のタトゥーに目を奪われた。

なにせ足に「味噌」の二文字である。彼は、投稿した画像に「中国語と日本語で “味噌” を意味するタトゥーが入っていた。隣の女性に、その意味を伝える勇気がない。味噌汁が好きなのかな」とコメントし、驚きを隠せなかったようだ。

・意外に多いヘンテコな漢字のタトゥー

ただ、海外で変な漢字のタトゥーを入れる人は珍しくない。筆者がロサンゼルスに住んでいた時も、「きっと意味を分かってないんだろうなあ~……」というヘンテコな漢字タトゥーを何度も見かけた。なかには “色男” と入れている男性もいたし、一番印象的だったのが「神祝米」と入れていた男性だ。

しばし「何を意味しているんだろう……」と考えてしまったが、きっと「God Bless America」だろうなとピンと来た。Godが「神」でBlessが「祝」、アメリカが「米」という訳だ。ちなみに「God Bless America」は国をたたえた歌で、日本語に訳したら「アメリカに神の祝福のあらんことを」という意味になる。

・ネット民も「あるある~」状態に

実を言うと、変な漢字のタトゥーは海外あるある。そして、筆者のように “ヘンテコ漢字タトゥー” を見たことがあるという人は少なくないようだ。次のようなコメントが寄せられていたので、一部を紹介しよう。

「“エビ炒飯” って彫ってる人を見たことがある」
「“豚まん” って入れている人もいた」
「“Freedom=自由” と彫ってもらったつもりが、“無料” になってしまった人もいるぞ」
「“うなぎの寿司” っタトゥーに彫りたいんだけど、誰か漢字を教えて!」
「“ご飯” って入れている人を見たことがある」

もしかしたら前述の女性は味噌汁大好きで、体の一部にしたいほどだったのかもしれない。仮に意図した漢字ではなくても、今回のように見かけた人が意味まで分かることは稀。海外では、ほとんど「知らぬが仏」で済ませてしまえるだろう。自分の意思で自分の体に彫るのだから、本人さえ良ければ周りがどうこう言うことではないかもしれない。

参照元:Twitter @altonwang
執筆:Nekolas

▼こちらが足に「味噌」と入れた女性