やってきたきた2018年! その初日である1月1日は初詣に初売り、福袋、何かとイベントいっぱいだが、空の方も忘れないで! なんと早くも2018年最大の満月「スーパームーン」がやってきちゃうのだ。

最小のときより14%大きく、30%も明るくなるというスーパームーン。新年早々キラキラと大きく輝くお月様を拝めるなんておめでたいわね。今晩は、ぜひ空を見上げてみよう!

・スーパームーンとは!

毎日、大きさが変わって見えるお月様。それは「月の軌道が真円ではなく、楕円だから」と小学校の理科で習ったのを覚えている人も多いだろう。地球と月は離れたり近づいたり。その距離は常に一定ではないのだ。

「スーパームーン」とは、月と地球の距離が最も近くなるタイミングで満月、新月になる現象のことだ。今日がまさにその日! ちょうど満月にあたり、お月様が2018年で最も大きく、最も明るく見える日なのだ。

・見頃はいつ? → 1月1日夜~2日明け方!

そんな2018年初のスーパームーンの見頃はいつだろう? 国立天文台によると、月が完璧な満月になるのは1月2日11時24分だ。日中じゃないか、それじゃあ見えないよ。この時刻を境に月は少しずつ欠けていく。そして離れていく。

なので見頃は、満月になる前の月の入り直前ということになる。つまり……

1月1日 16:38 日の入り
1月1日 17:00 月の出
1月2日 6:30 月の入り

1月2日 6:49 月が地球に最接近
1月2日 6:51 日の出
1月2日 11:24 満月の瞬間(見えない)
※日没等の時間は東京の時間

比較的大きく見えるのは1月1日深夜~1月2日早朝にかけての時間帯ということだ!

さらに言うと「月が出ていて」「最接近タイムに近く」「満月の瞬間にも近い」最大の見頃は1月2日6:00~6:30頃の西の空ということになる。ちなみにこの時間は、ちょうど日の出の時刻にも近く、スーパームーンと太陽を同時に見られるかもしれないぞ。

・元日の夜に空を見上げてみて

なんだか良いパワーをもらえそう! 体力に余裕がある人はチャレンジしてみてはどうだろう? 夜更かしや早起きが苦手な人でも、元日夜に空を見あげると大きく明るいお月様が見えるはずだ。

参照元:国立天文台[1][2]
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.