下町風情あふれる葛飾区亀有。亀有と言えば、マンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』という人も多いだろう。歩くだけで両さんや中川の銅像があったり、お巡りさんが「両さんがいる体」で受け答えしてくれたり、ファンにとっては夢の国

ただ1つ残念なことと言えば、亀有公園前には派出所がないこと。そのかわりと言ってはなんだが、立ち食いそば屋があったので入ってみた。これは確実に両さんが通ってるヤーツ!

・亀有公園前そば屋

ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。こちら葛飾区亀有公園前そば屋『鈴しげ』からお伝えします。

道路を挟んで公園の向かいにあるこのそば屋。かけそば290円、天ぷらそば390円とメニューはバッチリ庶民価格だ。入ってみると、店内は10席ほどのスペース。ちょっと贅沢に天玉そば(440円)を注文してみた。

・ゆるやかな時間が流れる

暖簾の隙間から、晴れ渡った下町を歩く子供やお年寄りが見える。そんなどこかゆるやかな時間の流れる雰囲気に浸っているうちに、カウンターに運ばれてくるそば。濃いつゆの色に輝く黄身が食欲をそそる。いただきます!

うん、普通。かき揚げは、人参、玉ねぎ、春菊、ゴボウなどが入っている揚げ置きタイプ。つゆは醤油強め、中細くらいの麺は、風味、食感共に非常に普通だ。

だが、この “何でもなさ” こそ、ファーストフードとしての立ち食いそば屋の本来の姿と言えるかもしれない。何でもないなあ。非常に何でもないぞ。

・両さんがフラッと入ってきそう

店の雰囲気にもそんな何でもなさがあふれており、逆に両さんが通ってそうだ。今にもフラッと入ってきてもおかしくない。ちょっとだけ、「こち亀」の世界を身近に感じることができたような気がする

これを食べるために、亀有に行くというレベルではないのだが、亀有公園に来た際は寄ってみても良いかもしれない。なぜなら、こんな日常こそが、こち亀の醍醐味でもあるからだ。そういう意味で、雰囲気を味わうことはできる店だった。

・今回紹介した店舗の情報

店名 鈴しげ
住所 東京都葛飾区亀有5−44−5
営業時間 6:00~20:00
定休日 火

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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▼何でもないところが逆に両さんが通いそう