暑い……暑い……アッヂィィィィイイイイイ! 「おいおい太陽さんよ、まだ本気を出すのは早いぜ?」……とでも言いたくなる最近の陽気。2017年の夏も、いよいよそこまでやって来ている。
一にも二にも暑いこのシーズン、我々の生活に欠かせないのが「アイスクリーム」だ。ギンギンに火照った体を一気にクールダウンしてくれるアイスは至高以外の何ものでもない……。というわけで、ここにみんなが選ぶ『一番好きなアイス決定戦』を開催します!
・渾身の勝負アイスが10種類
アンケートサイト「みんなの声」の協力を得て開催される今回の企画。エントリーした10種類のアイスクリームの中から、あなたが一番好きなアイスクリームに清き1票を投じていただければ幸いだ。
また、アイスは種類が多いだけに「あれが入っていない」「これもない!」などの意見もあることだろう。だが、エントリーしたのは当サイトのライター達が、心の底から愛してやまない “渾身の勝負アイス” であることをご理解いただきたい。それでは以下でご覧いただこう。
・スーパーカップ(推薦者:中澤星児)
ハッキリ言って私はそこまでアイスにこだわりがない。お腹が弱いからだ。だが、そんな私でもたまに食べたくなるのが「スーパーカップ」である。どこにでも売っていて、誰でも食べたことがあり、しかも十分ウマイ。まさに庶民派アイスの王様と言えるだろう。
また、仮に今回のアンケートに挙がっているアイスが販売停止になったとすると、一番寂しいのはどのアイスだろうか。言うまでもなく「スーパーカップ」だ。それだけでもう投票するのには十分な理由だと言える。カッコをつける必要なんてないのだ。さあ、あなたの正直な気持ちをポチッと聞かせてくれないか。
・ガリガリくん(推薦者:K.ナガハシ)
1981年に発売開始され、今やスティックアイスの定番となったガリガリ君。日本で生まれ育った人のほとんどが、食べたことのある国民的アイスといっても過言ではないだろう。
かき氷タイプならではのガリガリとした歯応えや、サッパリとした後味に加えて、期間限定で登場する様々なフレーバーにも注目せずにはいられない。さあ、今年もまた、夏の暑さを感じながら「ガリガリ君」を食べようじゃないか。
・チョコモナカジャンボ(推薦者:田代大一朗)
チョコモナカジャンボの魅力を語るうえで避けては通れないのが、その食感である! モナカのパリッに、バニラアイスのふわっ。そして、また最後に板チョコのパリッ! この食感の三重奏を味わえば、もう病みつきになること間違いなし。
もちろん味も素晴らしく、モナカの香ばしさが、バニラとチョコのほどよい甘さを包み込み、鼻からも舌からも楽しめる幸せな味を演出する。食感も味も抜群の奇跡のアイス「チョコモナカジャンボ」、これを食べずして夏は越せない!
・明治ゴールドライン(推薦者:GO羽鳥)
夏なのだから「キーンッ!」的な爽快系を推したい気持ちも理解できるが、「チョコ&バニラ」の組み合わせは永遠不滅の名コンビ。嫌いな人は皆無であろう。そして、このコンビと聞いて「森永パルム」を連想する人も大勢いると思う。だがしかし!
そんなチョコ&バニラ界のトップに君臨するアイス神が、私の推す「明治ゴールドライン」なのである。はっきり言って、生まれこそは「パルム」のマネであっただろう。でも……何度食べても、何度食べ比べても、ゴールドラインの方が美味いのだ。
同ジャンルには、明治ゴールドラインと価格も同等の「ロッテガーナアイス」という強力なライバルも存在するが、濃厚ビターなチョコレートにクセのないバニラをあわせた明治ゴールドラインの総合力は頭一つ抜けている。「パルム」よりも遥かに安いのに、どう考えても美味いのだ。騙されたと思って、ぜひとも試していただきたい。
・ビエネッタ(推薦者:佐藤英典)
この世でもっとも「エレガント」という言葉が似合うアイスクリームを知っているだろうか? それは森永のビエネッタだ。ウソだと思うのなら一度買ってみるといい。まずその見た目に思わずため息が出るだろう。幾重にも織り込まれたバニラとチョコレートは、波のゆらめきに似ている。食べたら、パリリとしたチョコレートの食感に、心を奪われるに違いない。
他のアイスのような汁を冷やして固めただけの「塊」ではない。ビエネッタは味と食感が設計されているのだ。もしも少しでも人生を意味あるものにしたいなら、ビエネッタを食すがいい。心の安らぎと高貴な品格が芽生えるだろう。
・サクレ(推薦者:和才雄一郎)
このクソ暑い中、暑苦しい説明文を読むと逆に暑さが増すという人も多いかと思うので、私のサクレ愛をここで披露するのはやめておこう。手短に、その魅力を紹介すると……「シャリシャリ → キーン → レモンうめー!!」って感じだ。
人によっては、レモンを最初に味わってからの「シャリシャリ → キーン」かもしれないが、そんなことはどっちでもいい。どちらにせよ「シャリシャリ → キーン」は約束されているのだから。今の季節、それで十分ではなかろうか?
・レモン牛乳ソフト(推薦者:あひるねこ)
この際ハッキリ言ってしまおう。他の記者たちが挙げているアイスは、たしかにウマい。しかし、決して最高ではない。では何が最高か。言うまでもなく、レモン牛乳ソフトである。この至高のアイスを知らないなんてただのニワカ。アイスを語る資格などないのだ。
栃木県の超人気ドリンク「関東栃木レモン」、通称レモン牛乳をアイスにしたこの商品。いくつか種類があるのだが、私はあえてソフトを押す。ほんのり香るレモンの爽やかさと、濃厚バニラとの融合が絶妙だ。それらによってもたらされるウマさは筆舌に尽くしがたい。
一度食べれば、体がこのアイスを求めてうずき出す。我々は、二度と栃木に足を向けて眠ることはできないだろう。
・ブラックモンブラン(推薦者:原田たかし)
九州出身者が「好きなアイス」を聞かれたならば、竹下製菓のブラックモンブランは外せないだろう。なにせソウルフードというだけではなく、味も抜群。バニラをチョコレートで覆い、クッキーの粉末をまぶしたアイスは九州のちびっこから大人まで虜(とりこ)にして離さない。
それでいて値段が100円と安いところも嬉しく、ついている「当たりくじ」まで楽しみにできるなんて最高のアイスとしか言いようがない。クッキーの粉末がポロポロとこぼれるところもお決まり&ご愛嬌。九州出身の私はモチのロンでブラックモンブランを推す。
・カルピスアイスバー(推薦者:Yoshio)
カルピスソーダ好きの私がオススメするのが、この「カルピスアイスバー」である。カルピスのアイスは他にもあるが、断トツでコレがウマイ。ダイレクトに舌に訴えかける生乳、そして後味は喉の奥へとスッーとぬけていき、甘ったるさを感じることは全くない。
夏場、風呂から上がった際は、ビールじゃなくて「カルピス アイスバー」が最適。火照った体をクールダウンしてくれる。まだ食べたことない人は、“まだキングダムを読んでいない人” くらい人生損している。
ヨーロピアンシュガーコーン(推薦者:P.K.サンジュン)
ハッキリ言ってしまおう、ヨーロピアンシュガーコーンを理解せずにアイスを語るヤツはド素人であると。箱アイスでしか売っておらず、しかもメーカーはクラシエだが、2017年7月現在、ヨーロピアンシュガーコーン以上にコスパがいいアイスは日本に存在しない。
バニラアイスとチョコレートのコンビネーションは言うまでもなく、ちょっとやそっとじゃシナシナにならないコーンはアイス史に残る発明品だ。しかもスーパー価格が1箱だいたい200円ちょいだから、1本50円もしないことになる。味・クオリティ・コスパ、どの角度から見ても死角は見当たらない。
──以上である! ピノもパピコも雪見だいふくもエントリーしていないが、我々はその美味しさを十分に理解しているつもりだ。今回の企画は、そんな強豪すらもエントリーできなかった「ガチガチのガチアンケート」だといえることだろう。
なお、最下位のアイスを推薦したライターには「熱々おでんの刑」が執行される。投票期間は2017年7月18日まで! さあ、みんなの清き1票を待ってるぜ!!
参考リンク:みんなの声「好きなアイスは?」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼さあ、みんなの清き1票を待ってるぜ!