整形大国として知られている韓国。テレビに出演する有名人たちには、いつも “整形疑惑” が付きまとっている。最近では整形をカミングアウトして、世間から注目を集めようとするタレントもいるという。
そんな中、プロモーションのコンセプトに “整形手術” を打ち出したアイドルグループが登場した。日本ではあり得ない過激なコンセプト。韓国ではアリなのか!? と思いきや、韓国のネット上でも批判的な反応が出ているようだ。
・ノイズマーケティングの常連
過激なプロモーションで注目を集めているのは「SIXBOMB(シックスボム)」という女性4人組グループだ。2012年にデビューし、2016年にはピンクの全身タイツ姿でセクシーなダンスを踊り、世間に大きなインパクトを与えた。
もちろん、全身タイツ姿のMVは、過激過ぎるため放送不可の判定に。だが、ネットの動画でのみ視聴可能になったことが逆に関心を集め、一部で “ピンクのソーセージ” という愛称で盛り上がった。
・アイドルが本当に整形外科を訪問……
そして今回は整形手術をコンセプトにしているという。新曲『きれいになっているところです ビフォー』のMVを見ると、メンバーたちが整形外科を訪れ、真面目にカウンセリングを受けている様子が写っている。
報道によると、彼女たちはその後、実際に整形手術を受けているという。そして、2017年3月16日正午に発表される新曲『きれいになっているところです アフター』を通じて、新しい姿も公開するという。
・韓国のネット上からも厳しい声
アイドルグループの数が多く、生存競争が激しい韓国。このような過激なマーケティングを用いないと、世間から注目を集められないのだろう。
整形手術に対しては寛容な韓国だが、さすがに今回のコンセプトに対しては「目立ちたいなら実力をつけて!」や「狂ってるんじゃない?」、「事務所がヒドい」、「顔を包帯で覆った写真が怖い」などと批判的な意見が多く集まっている。彼女たちは一体、どうなってしまうのだろうか?
参照元:YouTubeヘラルド経済、毎日新聞(韓国語)、
執筆:レイチェル
▼整形手術前のMV『きれいになっているところです ビフォー』
▼“ピンクのソーセージ” という愛称が話題になった2016年のMV