音痴の人にとっては、カラオケで上手に歌える人にすら感心してしまうものだが、歌の中でも最も高い技術と才能が要されるオペラを歌える人など、雲の上の存在である。
そんな難しいオペラの名曲を、ドリル片手に熱唱する建設作業員の動画が話題を呼んでいるので紹介したい。ルチアーノ・パヴァロッティ並みの美声に、思わずウットリしてしまうこと間違いナシだ!
・オペラ歌手を夢見る建設作業員
ブラジル出身で22歳のデヴィッド・ロペス・デ・オリヴィエラさんは、オーストラリアの超名門シドニー音楽院入学を目指して、シドニーに滞在しながら英語の勉強に励んでいる。
そして、生活費をまかなうために建設作業員として働く彼が、勤務中にオペラを熱唱している様子を同僚が撮影してFacebookに投稿したところ、大きな注目を集めることとなったのだ。
・オペラの名曲を熱唱する彼の歌声が美しすぎる~!!
話題の動画で、デヴィッドさんはドリルで道に穴を掘る手を止め、おもむろにヘルメットとサングラスを取ったかと思ったら、いきなりオペラの名曲『誰も寝てはならぬ』を熱唱しだしたではないか!
きっと曲名は知らなくとも、一度は誰でも耳にしたことがあろう名曲中の名曲である。オペラハウスが見える場所でオペラを披露するデヴィッドさんは、建設作業員の制服がミスマッチな感じが否めないものの、その天使のような美声に思わずウットリ!
・オペラハウスのステージに立つことが夢!
彼は子供の頃に教会で歌い始め、数多くの聖歌隊に参加して歌のテクニックを習得してきたのだとか。今まで音楽学校で正式にトレーニングを受けたことはないが、英語のテストに合格したらシドニー音楽院に入学して、いつかオペラハウスのステージに立つことを夢見ているのだそうだ。
これだけの美声なら、デヴィッドさんが学校に合格することは間違いなさそうだ。彼が夢を叶えて、いつかオペラ歌手として活躍する姿を目にすることを期待したい。
参照元:Facebook @Patrick Keating、Mashable(英語)
執筆:Nekolas
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