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2016年も残すところあと約3週間。世間は忘年会シーズンに突入だ。その忘年会について、ネット上でちょっとした話題になっているのが、上司にピコ太郎のPPAPを強要されるピコ太郎ハラスメント・通称「ピコハラ」である。

確かに1人でPPAPをやらされるのはお恥ずかしい……気持ちはよくわかる。そして「ピコハラ」に次いで増殖の気配があるのが、人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でお馴染みの「恋ダンス」にまつわるハラスメント、通称『恋ハラ』だ。調べてみると『恋ハラ』には、どうやら2種類のパターンがあるらしい……。

・ピコハラとは?

ピコハラの概要はシンプルだ。上司から「ちょっとピコ太郎やれよ!」と無茶ブリされて、ド寒い空気の中PPAPを披露することである。「ペンパイナッポーアッポーペン!」とキメたのに超すべるかと思うと……マジで震える。

一方『恋ハラ』は、何も上司だけに強要されるものではないらしく、大きく分けて以下の2パターンがあるようだ。解説付きで詳しく説明しよう。

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1:「友達や職場の仲間から “一緒に踊ろうよ” と強要される」

スタンダードなのがこのパターン。特に『恋ダンス』に興味がない人には苦行のようで「みんなが逃げ恥にハマってると思ったら大間違い」などの声が聞かれた。また逃げ恥が好きな人からも「1人で踊るのが恥ずかしいからって巻き込むのはやめて欲しい」という意見があるようだ。

さらに恋ダンスの難易度や、ガッキーらとの違いを指摘する声もあった。「ちょっと練習して踊れるもんじゃない」「この時期にそんな時間はない」「あれはガッキーだから可愛いいだけ。私じゃ違いが引き立って余計キツイ」……などは、ある意味冷静な意見と言えるだろう。

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2:「友達や家族、職場の仲間から、自分たちが踊った恋ダンス動画を無理矢理見せられる」

恋ダンスを強要されるだけではなく、収録済みの恋ダンスを無理矢理見せられるのも『恋ハラ』に当たるようだ。「娘が見せて来たんだけど、クオリティがあまりにも違いすぎてツラかった」「大して上手くも可愛くもない恋ダンスを真横で見せられた地獄の2分」などの声があった。

確かにドヤ顔で見せられた「恋ダンス」がイマイチだったときは、リアクションに困る……困りすぎる。ましてや真横にポジショニングされたら逃げようがないから、考えようによってはパターン1よりキツイかもしれない。

ともあれ『恋ハラ』なるワードが生まれるということは、PPAP同様、2016年を象徴するトレンドでありブームを巻き起こしている証拠と言えるだろう。いよいよ忘年会シーズンに突入したから「ピコハラ」と『恋ハラ』に心当たりがある人は、十分にご注意いただきたい。

参照元:YouTube逃げるは恥だが役に立つ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Copyright TBS

▼ガッキーと石田ゆり子の可愛さは異常。確かに一般人じゃキツいのかも……。

▼こちらはいよいよ累計再生回数1億回が見えてきたPPAP。