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『ポケモンGO』が配信されて約2カ月。「ひと夏の思い出」といった感じであの頃を懐かしむトレーナーも多いようだが、まだまだ人気は健在だ。激アツのレアキャラが現れた時の胸の高鳴りは、片思いの相手からメールが来た時のドキドキと同等と言っても過言ではないだろう。

それはさておき今回は、アフリカのサハラ砂漠でポケモンGOをプレイしてきたので報告したい。果てしなく広がる砂の大地で出会った相手とは……正直、相手がモンスターじゃなくて女性だったら本気で恋に落ちるレベルのドラマがあったのだ。

・ポケモントレーナーはいない

砂の中に埋もれるようにあるモロッコの小さな村、メルズーガ。広大な砂漠はあまりにも静かだ。見えるのは延々と続く砂の波と広くて深い空のみ。モロッコテレコムを利用しているので砂漠でも電波はあるようだ、よし、アプリを起動してみよう……。

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何もない……のだが、画面右下に表示されている「かくれているポケモン」にワンリキーの姿が! 孤独なサハラの地で「誰かが近くにいる」という情報は、勇気と希望を与えてくれる。とりあえず速攻課金して「おこう」を1つゲット、30分間 野生のポケモンを呼び寄せてみることにした。すると……!

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おこうを使用してたったの10秒、孤独だった筆者の元に突然「ポニータ」が! 左脇の隙間に黙って潜り込み「寂しい思いをさせてしまったね」と言っているのか、キリッとした表情をして動かずにいる。なんて素敵なんだポニータ……5秒後に逃亡したのはあまりにも予想外だが、君の優しさは忘れない。

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気を取り直して、再び待っていると10分後に「ガーディ」が同じようにビタッと寄り添うように登場し、今度は裏切られることなく見事に捕獲。う~ん、なんだかいつもより嬉しい。その後も「サンド」「アーボ」「カラカラ」「ワンリキー」を捕まえることができた。

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また、見つけられなかったが近所には「ヒトカゲ」や「サイホーン」もいたようだ。もし、おこうを使わずに砂漠でモンスターと出会ったら、そいつが誰であれ「相棒」に抜擢するだろう。

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・熱中症に注意

まとめると、サハラ砂漠は中級レベルのレアキャラがちょこちょこ出現するスポットと言えるだろう。ただ、ポケストップは全くないのでタマ切れに気をつける必要があるのと、夢中になり過ぎて砂漠の真ん中で携帯の電池が切れたら「あの世へGO」の可能性があるので要注意だ。

もし離島や海外に行く機会があれば、ちょこっとポケモンGOを起動してみるのも面白いぞ。いつもとは違った感覚でモンスターに出会えるはずなので、興味がある人はぜひ試してみてくれよな!

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼サハラ砂漠


▼周りには何もない
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▼おこうを購入
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▼30分間ポケモンを呼び寄せてみる
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▼わずか10秒で「お待たせ」
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▼その後も
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▼かくれているポケモン
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▼30分間終了
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▼ゲットしたポケモンは5種類だった