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夏が来る~♪ いつも夏は来る~♪ 両手広げて待っている! 初夏の季節になると、大黒摩季さんの『夏が来る』が脳内再生される私(中澤)は34歳。夏を迎えるのも34度目となると、素直にテンションが上がるばかりではない。今年の夏も何も起こらずに終わるのかな……そろそろ体力ももたなくなってきたし。

このサビの後に続く歌詞はそんな微妙なサーティーズの気持ちを代弁している。「年をとるのは素敵なことです イジけないネタまない間違ってなんかない」と。そう! 私は今そういう気持ち!! そんな人にオススメしたいのが向ヶ丘遊園『宗(むね)』のぶっかけうどんだ。抜群の讃岐うどんと舞茸天を食べて、アラサーの夏を駆け抜けろ!!!!

・年をとってわかったこと……それは舞茸天の魅力

この店は、向ヶ丘遊園の北口を出て左に行くと3分ほどで右手に見えてくる。マンションの1階に掲げられた黒地に赤丸の看板は、どことなくチェーン店のような雰囲気を漂わせているが2016年5月現在、チェーン展開はしていない。
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店に入ると、たくさんの有名人のサインがまず目に飛び込んできた。そして、カウンター11席の店内は人で埋まっている。期待が高まる雰囲気である。券売機を見ると、かけ小が350円で、かけが450円。天ぷらは、ちくわ天、舞茸天、かしわ天、海老天、かき揚げなどの種類がある。私は舞茸天のぶっかけ(600円)を注文。
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・丼に「ドーン!」

食券をカウンターで渡し待つこと数分。うどんが席に運ばれてきた。白く美しくまとめられたうどんにぶっかけられた黒く透き通るつゆ、そこにネギとかつお節とレモンがカラフルな色を添える。何より、丼に「ドーン!」とそびえ立つ舞茸天の壁・壁・壁! これ絶対ウマいやつや!!
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・衣サクサク

レモンをひと絞りして、舞茸天にかぶりついた。揚げたてサクサクの薄い衣の奥から芳醇な山の香りが湧き出してくる。一切ごまかしのない圧倒的な舞茸のボリュームも文句なく素晴らしい。次に麺を食べてみると……
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・本格讃岐うどんの “コシ”

……!! コシが凄い! 歯に食い込むようなもっちりした歯ごたえの本格派ストロングスタイルの麺だ。そこに絡む爽やかなレモンとつゆと薬味の風味が夏を呼ぶ! 今年の夏にライドオーーーーーーン!!!!
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・大黒摩季さんは予言者

「夏が来る」の一番のサビで大黒摩季さんは「夏が来る♪ きっと夏は来る♪ 真っ白な白馬に乗った王子様が♪」と歌う。真っ白な白馬に乗った王子様……それってぶっかけうどんに乗った舞茸天のことちゃうの!? ひょっとしたら、彼女はこの店の登場を予言していたのかもしれない。アラサーの夏は『宗』で白馬に乗った王子様に出会っちゃおう!

・今回紹介した店舗の情報

店名 宗
住所 神奈川県川崎市多摩区登戸1883-4 グランメール遊園
営業時間 11:30~15:00 / 17:00~20:00
定休日 火曜日

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼店内にはオススメの食べ方の貼り紙
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▼舞茸天ぶっかけ(600円)を注文
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▼そびえ立つ舞茸天の壁・壁・壁!
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▼一切誤魔化しのない圧倒的な舞茸のボリューム
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▼今年の夏にライドオーーーーン!!!
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