ロック業界の奇人変人列伝を話すと、まず第一に名前が挙がるのが、ロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のアクセル・ローズ。メンバーを訴えたり、ライブ会場に現れなかったり。開演時間が1~2時間押すのなんて普通すぎて逆に定番と化してしまった

ガンズ・アンド・ローゼズ再結成の熱も冷めやらぬ2016年5月7日。世界的ロックバンド・AC/DCのツアーが再開したのだが……なんと、このツアーのヴォーカルを務めるのがアクセル・ローズ。ガンズが再結成ツアーを発表したばかりなのに、そんなに働いて大丈夫なのかアクセル! ひょっとして躁病なんじゃないのか!?

・ドクターストップでツアーが中断

アクセルを知る人なら、そういう不安に駆られてもおかしくないこのスケジュール。実は、AC/DCの正式なヴォーカリストであるブライアン・ジョンソンに聴力の問題が発生し、ドクターストップでツアーが中断されたため、代打でアクセルが残りのステージに出演するもののようだ。まあ、アクセルも足を骨折してるけどね……。

・躁病ではなさそう

ガンズ・アンド・ローゼズはこれまで何度も、AC/DCの曲をライブで演奏しており共演もしている。また、4月のコーチェラフェスでも、AC/DCのギタリストであるアンガス・ヤングがガンズのステージに参加するなど、純粋に男気での助け舟である様子

・骨折してても頑張ってる

5月7日、ポルトガル・リスボンでのAC/DCのライブ画像を見てみると、確かにロック玉座に座ったアクセルが見える。骨折しててもノリノリな姿はなんだか可愛さすら覚えるぞ。奇跡の競演は画像で確認してみてくれよな!

参照元:ACDC公式サイトRollingStone(英語)
執筆:中澤星児

▼骨折してても頑張るアクセル

▼痛々しいアクセルの姿に男気を感じる