伝説的なパンクバンド、 ザ・ストゥージズを率いり、数々の奇行でロック界に名を知らしめたイギー・ポップ。日本では、映画『トレインスポッティング』のテーマ曲「Lust For Life」が一番良く知られているのではないかと思う。

そんな、御年68歳になっても変わらずロックしている彼が、なんと、美術クラスですっぽんぽんになりモデルを務めたというのだ! ロック魂だけでなく、その肉体全てをも見せつけてしまったらしいぞ!!

・イギー・ポップが全裸になって美術クラスでモデルに!!

イギーが自身の肉体を惜しみなくさらけ出したのは、米ニューヨーク州ブルックリンの美術クラスだ。‟肉体を惜しみなくさらけ出す” と言っても、いつも彼はステージで上半身裸な訳だが、モデルを務めた際は、シースルーの下着を装着してポーズを取っていたとのこと。

ところが、その後にスケスケの下着をも脱ぎ捨て、フルヌードで挑んでしまったというのだ! さすがイギー様!! アートにかける情熱を体で張って表現してしまう点においては、音楽でも絵画でも変わらぬようである。

・自分の展示会のために ‟一肌脱いだ” ロックレジェンド

彼が、美術クラスでモデルを務めるに至った経緯だが、「Iggy Pop Life Class:イギー・ポップ・ライフクラス」という展示会に出品する作品のために、文字通り、イギーが ‟一肌脱ぐ” ことになったという訳だ。

そこで、すっぽんぽんのイギーをデッサンするために、19歳から80歳までの絵心がある人々がアートスクールに集結。一糸まとわぬ彼の肉体を隅から隅まで観察しながら、作品を仕上げていったのである。

・2016年秋にブルックリン美術館で展示が開始!

クラスの様子を写した写真を見ると、テーブルに横たわり脚を広げたイギーのポーズは、なんとも大胆!! 筆者だったら、目のやり場に困ってオドオドするかクスクス笑いだしてしまいそうだが、デッサンに勤しむ人々の表情は真剣そのものである。

そんな、彼の全裸が拝めるかもしれないプロジェクト「イギー・ポップ・ライフクラス」は、2016年秋にブルックリン美術館で展示が開始されるそうだ。

イギーは、米音楽関係者が選ぶ「音楽界の変人トップ50」で、26位にランクインするほどの人物である。なので、美術クラスでフルヌードになってしまうぐらいなら、彼にとっては朝飯前の行為なのかもしれない。

参照元:TwitterMashable(英語)
執筆:Nekolas

▼美術クラスでモデルを務めるイギー・ポップ

▼イギーの「Lust For Life」のプロモーションビデオはこちら