SMAP解散に関する一連の騒動は、メンバーによる謝罪により、一応の幕引きが図られた。2016年1月18日放送『SMAP × SMAP』(フジテレビ系)の番組冒頭で、メンバー5人が生出演し、視聴者に向けて謝罪の言葉を述べたのである。

実はその直後に、フジテレビの朝の情報バラエティ『めざましテレビ』が次のようにTwitterに投稿し、炎上状態になっていたのである。

・めざましテレビの投稿

「みなさん!SMAP×SMAPはご覧になりましたでしょうか? ここでみなさんからSMAPの生会見の感想やSMAPへのメッセージを募集します。 「#めざましテレビ」を付けてツイートしてください。よろしくお願いいたします!」(めざましテレビTwitterより引用)

投稿時間を見ると、同日22時23分。メンバーが謝罪をした直後である。19日放送の番組内で紹介する予定だったのだろう。この投稿の趣旨はわかるのだが、あのメンバーの心痛な様子を見て、ファンも胸を痛めたに違いないはずである。それを考えると、決して明るい言葉が出てくるとは思えないのだが……。

・ネットの声

「すげえ危険なことをやるな」
「SMAPがあまりにもかわいそう」
「これは、最低」
「処刑動画をみたあとのような 異様な違和感が残りました」
「こりゃ、ひどい」
「気持ちの悪い生放送でした」
「大丈夫か、フジテレビ?」
「あんな会見見たくなかった!」
「凄く悲しくて怖かったです」
「公開処刑でした」
「めざましテレビ いい加減目覚めて下さい」
「視聴者は全く納得してません!」

謝罪に対して違和感・嫌悪感を覚えたり、なかには恐怖を感じた人もいたようだ。まためざましテレビが、なぜこのタイミングでメッセージを募集したのか、そのことに対してデリカシーがないのではないか? という意見もあった。19日のめざましテレビでこれらのストレートな意見は、採用されなかったようである。

いずれにしても、SMAPの解散騒動は本当に収束したのだろうか? メンバーが笑顔で解散を否定しなかったところを見ると……。今後の動向も気になる。

参照元:Twitter ‏@cx_mezamashi
執筆:佐藤英典