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「お前の母ちゃん、で〜べそ」。日本を代表するこの “ののしり言葉” を、外国人に投げかけたらどうなるだろうか? きっと「え? 何言ってるの?」とポカ〜ンとした反応が返ってくることが多いだろう。まあ、ちょっと不思議な言葉だもんね……。

世界中には、このような少し変わった “ののしり言葉” がたくさん存在しているのだとか。ということで今回は、海外サイト『Just The Flight』が発表した「世界の変わった “ののしり言葉” 」から9の言葉を選出してご紹介しよう。世界って広いんだなあ!

・その1:「タマネギが泣き出すくらいに醜い」(スペイン)

タマネギを切ると涙が出る。そんなタマネギが泣き出してしまうくらい醜いお顔って……なかなか辛辣(しんらつ)な言葉だ。

その2:「お前の奥さんがムカデを産みますように……」(セルビア)

この後に「そうすれば、お前は一生靴のために働かなければならなくなる」との台詞が続くのだとか。ちょっと長い “ののしり言葉” なので、相当腹が立ったときに使われるのかもしれない。

その3:「乳首頭」(南アフリカ)

ハゲ頭の人々に投げかけられるというこの言葉。失礼な感じが伝わってくるので、日本で使っても他人を不快にさせる可能性大。やめておこう。

その4:「お前の母ちゃん、トナカイとやってるよ」(フィンランド)

母ちゃん関連の “ののしり言葉” は、世界中に存在しているようだ。トナカイが出てくるあたり、さすがはフィンランドといった感じである。

その5:「スパナが詰まった袋みたいな顔」(イングランド)

「醜い顔」を形容する言葉だそうだ。ガチャガチャした感じに、荒々しい醜さが表れている。こんなことを言われれば確実に落ち込んでしまう。

その6:「250」(中国)

ただの数字と思うなかれ、中国では “250” は「間抜け」や「アホ」という意味が込められた NGナンバー。日常生活でも “250” という数字を使わないように、様々な場面で注意が払われているということだ。

その7:「お前のロバにでも言っておきな!」(ソマリア)

バカな発言や、賛同出来ない発言などにお返しする言葉なのだとか。「そんなバカな発言は、ロバにでも聞かせておきなさい!」などと使うのだろうか? なんだか使ってみたい。

その8:「古いものでも被っていなさい!」(スウェーデン)

この言葉は、何かバカなことを言ったり、やったりした人に投げかけられるという。古いブランケットなどを被れば、もっと滑稽(こっけい)に見えるからだそうだ。

その9:「スペインの雌牛のようにフランス語を話す」(フランス)

「下手なフランス語を話す人」に対して用いられる言葉。17世紀にはすでに使われていた、由緒正しき “ののしり言葉” のようだ。

参照元:Just The Flightabout education(英語)ダイヤモンド・オンライン(日本語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.