以前の記事で、ホストに変身してホスト専門スタジオで撮影に挑んだ私(佐藤)とGO羽鳥。専門スタジオの撮影技術の高さについては、すでにお伝えした通りだ。
せっかく撮影したのなら、次はアレをやってみたい! そう、アレというのは看板広告だ。できればホストのメッカ、新宿歌舞伎町に出したいんだけど、どこに問い合わせて良いのか全然わからない。そこで調べたところ、駅構内にB0(ゼロ)サイズのポスターが出せるとわかって、実際に掲出してみたぞ!
・ホスト看板出したかった
本当はあのホストたちがいっぱい並んだ、歌舞伎町のど真ん中にある看板に並びたかった。
だって、本場のホストたちに並んで、私のようなオッサンがいたら、ちょっと面白いやん! でも、問い合わせる先がわからないので、あっさり断念した。そこで看板広告に関してネット上で調べてみたところ、あるサイトを発見したのである。そのサイトとは、「駅看板.com」だ。
・B0サイズ、1週間で4万弱
JRを中心に主要路線をいろいろ見ていたら、JR高円寺駅に出せるじゃないか。しかもB0サイズ(1456mm × 1030mm)、1週間の掲出で4万円弱! マジ、何十万もするのかと思ったら、そこまでしないんだ。これはイイ! ということで、早速運営会社に問い合わせると、速攻で見積もりを出してもらえた。
掲出するに当たって気になるのは、場所と期間だ。場所と掲出期間に関しては、約2カ月分のスケジュールを教えてもらえるので、出したい場所と期間の兼ね合いを見て、決めると良いだろう。
・審査がある
続いて準備するのは、実際に掲出するポスター。運営会社でも制作をお願いすることが可能なのだが、あまりない機会なので、自前で作ることに。ポスターは何を出しても良いという訳ではない。当然ながら、公序良俗に反しないものでなければならない。さらに、デザインに関しては審査もある。
・必要な文言
私が作ったのは一見ホストクラブの宣伝のような、ロケットニュース24のポスターだ。デザインに関しては審査の段階で問題はなかったのだが、ある文言を入れなければならなかった。その文言とは
「優先席付近では、携帯電話の電源をお切りください。また、それ以外の場所ではマナーモードに切り替え、通話はご遠慮願います」
・自前で印刷
なるほど~! たしかに書いてある。駅のポスターには書いてあるな。これを入れてデザインを完成! データを最寄りのキンコーズに持って行って、B0サイズの光沢紙で出力してもらった。ちなみに印刷には3時間もかかった。サイズがサイズだけに時間がかかるのは仕方がない。なお、印刷費用はポスターサービス期間中で約1万円だった。
・12月2日より掲出開始
これでようやく準備完了。運営会社にポスター郵送して、あとは掲出される日を待つだけである。そうして迎えた2015年12月2日、昼頃掲出開始予定だったので、高円寺駅に行ってみると……。
あったーーッ! 改札を抜けて階段を上った、中央の踊り場にデカデカと出ているではないか!
駅を行き交う人々は、なんだこりゃ? と言った感じで、目を向けている。割と一般向きのポスターが多い構内で、かなり異彩を放っていた。もしも高円寺駅でポスターを見かけた人は、記念撮影よろしく! 12月9日までだ。
・かかった費用と期間
ちなみに今回、問い合わせをしたのが11月17日だったので、掲出までに約2週間。費用は、広告料金が約4万円 + ポスター印刷代約1万円 + ポスターの送料約2000円で、合計5万円程度だったぞ。
参考リンク:駅看板.com
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼掲出するポスターは自前で制作。印刷はキンコーズで行った
▼B0サイズ(1456mm × 1030mm)、デカい!
▼2015年12月2日から1週間、JR高円寺駅の改札を抜けて階段を上ったところの、踊り場に出ている
▼おお! 改札からでも見えるぞ!!
▼お!
▼おおお!
▼おおおおおお!
▼マジで掲出されてた! 12月9日までだぞ