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『ミシュランガイド京都・大阪2016』に関西人のソウルフード “たこ焼き” が11店舗、掲載されたことは「【ミシュランのお店】たこ焼き道40年 『甲賀流』のこだわりがマジで半端ない件について」などで紹介した。

今回取り上げるのも、同じくミシュランガイドに掲載された『あべのたこやき やまちゃん』だ。 “食い倒れ” の代名詞、通天閣のそびえる “新世界” 近くに店を構えているとあっては、否が応でも期待が高まる! さっそく食べに行ってみたので、紹介するぞ。

・あべのの強い味方 やまちゃん

一口に大阪といえど、とても広い……。たこ焼きのメッカと言えば「道頓堀」というイメージだが、日本一高いビル “あべのハルカス” で知られる阿倍野区で、たこ焼きと言えば間違いなくココ『やまちゃん』だ! ハルカス裏の路地、真っ黄色の店構えが目印。

買い物帰りらしき大阪のオバチャンの姿もちらほら。地元に愛されてる感がハンパないぞ!! 1号店と2号店、目と鼻の先にあるとのことなので両方行ってみた。まずは、1号店でレギュラー・ソースと青のり(8個 400円)を注文~。

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たっぷり振りかけられた青のりの香りが、食欲をそそるそそる。口に運んでみると、外はパリパリ中はトロっトロ。そして「色んな味がする……!?」どうやら生地には、鶏ガラに果実や野菜を入れて煮込んだスープ、そして昆布とかつおで採った出汁がブレンドされているようで香り高い。

1号店は買い食いをするタイプの店で、座るための場所などは用意されていないのだが、逆にそこがイイなと思う。特にこれからの季節、寒い中でアツアツのたこ焼きを学校帰りや仕事帰りに仲間とワイワイしながら食べられたら、すごく幸せだなぁ~と感じたぞ。

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・メニューが豊富 座って食べられる2号店

さて、歩いて数十秒の距離にある2号店にも行ってみたので、そちらも紹介したい。こちらは、座って食べられるタイプ。メニューも1号店にはないものがたくさんあって、色んな味を楽しみたい方には2号店がおススメだ。焼きそばやとんぺい焼きなど、たこ焼き以外もあってガッツリ食事ができる。

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1号店には置いてなかった “あっさり塩ポンズと青のり” (8個 450円)を頼んでみた。実は、ここに来るまで何軒ものたこ焼き店をはしごした記者。当然お腹はいっぱいを通り越して、はち切れそうな状態……でも “あっさり” と言うだけあって、割とすんなり食べることができたぞ。

自家製ポン酢も、風味がさわやかで後味すっきり! シメに食べるたこ焼きとしては最適ではなかろうか。そのほか気になる商品もたくさんあったが、お腹が悲鳴を上げていたので、ここで終了──。ちなみに、2号店では同じ商品でも値段が50円アップするのでご注意を。

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生地そのものの香りと、たこ焼きの中のトロトロ具合が印象的だった同店。1号店は手軽にワイワイとたこ焼きを楽しみたい人に、2号店はじっくりガッツリ大勢で食べたい人におススメだ! たこ焼きを始めとする、大阪あべのの味を楽しむのであれば、まずは “やまちゃん” に行くべし。

こちらもヤハリ、ミシュランガイドに掲載されたのも大大大納得の名店だぞ!!

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 あべのたこやき やまちゃん
住所 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-34
時間 平日11:00~23:00/土11:00~23:00/日・祝11:00~22:30
定休日 第3木曜日

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼アツアツをフーフーしながら外で食べるのがオツ──の1号店のたこ焼き

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▼中身はトロットロ……

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▼2号店はメニューが豊富

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▼たこ焼きにかける意気込みが感じられる2号店内

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▼特製のあっさり塩ポンズはいくらでもイケちゃう美味しさ

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▼モチロン外はパリッ

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