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いま、アフリカで「うどん」が熱い! なぜかケニアで「焼きうどん」が大ブームになっていることや、カップうどん『赤いきつね』が大人気だったことは過去の記事でお伝えした通りであるが、もしかしたら「冷やしうどん」も熱いのかもしれない。

さて、そんな “うどん意識” の高いケニアの中でも、舌には絶対の自信を持っているケニア人シェフに『赤いきつね』を実食してもらったところ、すばらしくロケットニュース24的な改造アイデアが飛び出した。それが「赤いきつねに緑のたぬきの天ぷらを入れたら絶対ウマい」である。これは……試すしかないだろう。いざ実食っ!!

・ナイロビの中級ホテル料理長が開発

通称『ケニアの赤いたぬき(Kenyan Red Raccoon)』を開発したのは、ナイロビにあるホテル『メルトニア・ラクジュリー・スイーツ・ホテル(Meltonia Luxury Suites)』のヘッドシェフ、ロバート(Robert Kwikosora)氏だ。
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彼は『赤いきつね』を食した後、「マジでウマイよ。俺は赤いきつね派だね」と評価する一方、「しかし!」と切り返してから「緑のたぬきの天ぷらも捨てがたい。赤いきつねに天ぷらを入れたら絶対ウマい」と瞬時に判断したのである。さすがはシェフ!
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・いざ実食

ケニアのヘッドシェフ考案の『ケニアの赤いたぬき』の作り方はメチャ簡単だ。シェフの提案通り、『緑のたぬき』の天ぷらを『赤いきつね』の油揚げと入れ替えるだけ。お湯を注いで5分したらハイ完成! ついでに『緑のきつね』も作ってみた。
akaitanuki

さっそく、6人の編集部員たちに実食してもらったところ……以下の様な感想が!

佐藤記者「う〜ん、ウマいけど……正直、よくわからない(笑)」
中澤記者「俺……実は『どん兵衛』派なんです。だから普通の『赤いきつね』との違いがよくわからないんですが……まあ、うまいつったらウマいですよ。でも、『どん兵衛』には北海道限定の『北のどん兵衛 天ぷらうどん』があるしなぁ……」
satoseiji

沢井記者「おいしいけど……あえて入れ替えなくてもいいかも……。アッ、でも、ほら、パーティーとかで、みんなでこれをやってみたら盛り上がるかも……」
原田記者「……おいしいです。おいしいんですが……あえて入れ替えるほどでは……」
megharada

GO羽鳥「……なるほど。うまい。でも、やらなくてもいいレベルだ」
和才記者「うまいですよ。元からうまいんだから、うまいつったらうまいんですが、普通のままでもいいかな……と」
hatoriwasai

──と、満場一致で「うまいんだけど、あえてトライするほどでもない」という結論に。ちなみに『緑のきつね』もまた「うまいんだけど、あえてトライするほどでもない」であるが、醤油だしの染みこんだ油揚げは美味かった。ケニアの風を感じたいチャレンジャーならば、是非ともトライしてほしい。

参考リンク:東洋水産『赤いきつねうどん』日清食品『北のどん兵衛 天ぷらうどん』Meltonia Luxury Suites
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼ヘッドシェフ考案『赤いたぬき』誕生の瞬間は7:35〜から!

▼『赤いきつね』に『緑のたぬき』の天ぷらを in して……
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▼お湯を注いで5分したら『ケニアの赤いたぬき』の完成だァ!
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▼なぜか全員、食べた直後に「……」と考える時間があった
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▼せいじ、それは天ぷらじゃなくてタマゴだ
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▼ちなみにこちらが『緑のきつね』だ
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▼醤油だしシミシミの油揚げは激ウマだった
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▼シェフありがとう!
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