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大阪人にとってソウルフードであるお好み焼き。大阪出身の私(中澤)は、学校の帰りによくお好み焼きを食べていた。しかし、東京に来てめっきり食べなくなった。なぜなら東京は大阪より単価が高い。いつしか私にとってのお好み焼きは、庶民の食べものからお金がある時に食べに行くものになっていた。

あの頃食べたお好み焼きが恋しい……。そう思った私は、必死でお好み焼きの安い店を探し続けた。そしてついに見つけた。東京なのに大阪よりもコスパが良いかもしれないお好み焼き屋を。場所は錦糸町、“462円でお好み焼き食べ放題” という神コスパの店・その名も「よろずや」だ!! はやる気持ちを押さえつつ、ダッシュで向かった。

・うらびれた通りにオシャレな店

この店は、錦糸町駅南口を出て、駅を背に右手に見えるマルイと JRA の間の道を入っていくと右手に居を構える。駅前と違って、ここ一体の雰囲気はなんだかうらびれていてブルージー。だが、店自体は外観内装ともに綺麗だ。なんなら店を照らす照明は間接照明チックになっている。
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店外に飾られたメニューを見てみると、和食や定食、洋食に丼ものとバリエーションに富んでいる。どちらかといえば、お好み焼き屋というよりは居酒屋のような感じだろうか。ええい、もう我慢できん! たのもー!!
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・食べ放題の条件

店内にデカデカと貼り出された「お好み焼き・もんじゃ焼き食べ放題」の紙。条件は以下の通りだ。

・月曜~金曜の14時30分~22時(祝祭日は除く)
・1人90分462円(税別)
・お通し代300円
・食べ終わる毎のオーダー制
・食べ残しがある場合、1品につき300円かかる
・1ドリンク制

日時など条件がついてくるものの、マジで462円で食べ放題だった。よーし、お好み焼き食うでしかし!!!
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・お好み焼きとはなんぞや?

注文すると、さっそくお好み焼きのタネが運ばれてきた。私個人の意見を言わせてもらえるなら、お好み焼きが優れている部分は単純明快な味にある。ちょっとくらい焼きをミスっても、ソースとマヨネーズがあればお好み焼きの味となるのだ。そんな感じで豪快に作って完成。いざ実食である。
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ふわふわの生地の中にもキャベツの爽やかさが……ってか、お好み焼きのあの味だ。あえて言おう。粉物にソースとマヨネーズをかけて不味いものを作るほうが難しい。そしてこれが食べ放題。このコスパ……、マジで大阪にいた頃思い出すわ……。今日はありがとう。お好み焼き以外にも大切なものをもらったよ
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・注意事項

最後に来店する際の注意事項をお伝えしておきたい。基本無休の24時間営業とのことだが、気まぐれな日時で休んだり、店員さんの休憩を入れたりするようだ。そのため、来店する際には、事前に電話で店の営業状況を確認した方がいいかもしれない。

とはいえ、お腹いっぱいお好み焼きを食べた上、ちょっと飲んでも1000円ちょい。最高だ。錦糸町に立ち寄った際は是非!

・今回訪問した店舗の情報

店名 よろずや
住所 東京都墨田区江東橋2-6-9 錦糸町金井ビル1F
営業時間 24時間営業
定休日 無休

▼もんじゃ焼きのタネ
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▼お好み焼きのタネ
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▼焼くでしかし!
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▼返すでしかし!
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▼返ったでしかし!
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▼できたでしかし!
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▼うまいでしかし!
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