福岡県の観光名所といえば「太宰府天満宮」がある。菅原道真が祀ってある神社は「学問・至誠・厄除けの神様」として有名で、全国各地から年間700万人もの参拝者が訪れる。学校の授業でも学ぶため、全国区で知名度が高い。
ひとつ難点を挙げるとしたら、アクセスがめんどくさいのがあったが、今ではそうでもなくなっていた。なぜなら、新設された直通バスを使えば超便利! このバスは、JR博多駅だけでなく、福岡空港からも乗り換えなしで目的地に行けるスグレモノなのだ。
・新たなバス路線として誕生
この度、筆者(私)が乗ったのは、2014年4月1日からサービスが開始されたバス路線「博多駅~福岡空港国際線ターミナル~太宰府」(愛称・太宰府ライナーバス旅人)。福岡空港から太宰府天満宮まで行く際に利用したが、ビックリするほど便利であった。
・快適&軽快
というのも、太宰府ライナーバス旅人は直通である上、都市高速を使用するため、スイスイ進んでいく。これまでならば西鉄電車で行くのがオーソドックスなアクセス……天神駅に出てから電車に乗り換え……さらには……といったようにかなり面倒だったが、完璧に解消されていた。
席数が多い上に車内も広々としており、くつろげるスペースも十分。車内前方にあるテレビでは、太宰府天満宮についての説明ムービーも流れており、初めて太宰府天満宮を訪れる人にとって嬉しい配慮があるのも好印象であった。
・納得の増便
もちろん、すぐに人気が出たようで、調べてみたところ……運行開始以来、1 日平均約400名が利用。特に土曜・日祝日は700名近くが利用しているようだ。わずか3カ月で累計利用者数が4万人を突破し、特に観光客が多い土曜・日祝日については20便も増便されていた。
・観光する時に知っておくと便利
往復で運行しているため、博多駅、福岡空港にアクセスするにも最適! 福岡県を観光する人はぜひ参考にして欲しい。ちなみに福岡空港の国際線へは、国内線から無料バスが運行しているのでそちらを利用して移動しよう。
参照元:九州バスネットワークポータルサイト
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼土日祝日は多くの人が利用しているようだ