これまでロケットニュース24では、「コンビニ冷凍つけ麺」についてくり返しお伝えしてきた。商品そのものだけではなく、アレンジレシピもご紹介しているが、もしかしたら冷凍つけ麺と同等のクオリティを誇るかもしれない商品を発見してしまった……それが『マルちゃん正麺つけ麺』である!
ここ数年の “生めん風インスタントラーメンブーム” の火付け役である「マルちゃん正麺」が、ついにつけ麺をリリースしたとは……! これは試さねばなるまい!! というわけで『マルちゃん正麺つけ麺』を実際に食べてみたところ、2つの事実が判明したのでご報告したい。
・2015年2月発売
『マルちゃん正麺つけ麺』は、マルちゃんブランドでお馴染みの東洋水産株式会社が製造・販売する商品である。2015年2月にリリースされたばかりの商品で、味は「豚骨醤油味」と「魚介醤油味」の2種類がある。
今やすっかりお馴染みとなり、各社からも多くの商品はリリースされている “生めん風インスタントラーメン” であるが、ブームの火付け役となったのが「マルちゃん正麺」。各味のラーメンはもちろん、うどんや冷やし中華なども展開し、現在では8種類の商品がラインナップされている。
・2食入りで約200円
食べたことがある人ならお分かりだろうが、麺の食感も風味もいわゆるフライタイプの麺とは全く違う。特にのど越しの良さは革命的で、「つけ麺になっても間違いない!」と期待がふくらむ完成度なのだ。
筆者は都内のスーパーで購入したが、2食入りで200円くらいであった。つまり一食あたり100円ほどと、冷凍つけ麺より割安である。ただし、その横ではマルちゃん正麺の5食入りラーメンが約300円で販売していたから、ラーメンよりは割高だ。
・作ってみると……
さっそく家に持ち帰り作ってみることに。麺のゆで時間は7分と、インスタントラーメンにしてはかなり長い。ゆで上がったら、冷水で洗うのは冷凍つけ麺と同様でスープは粉末と液体をブレンドするタイプである。だがしかし……! 完成品を見てあることに気付いてしまった。──どう考えても麺が少ないのだ。
一般的な冷凍つけ麺は300グラムである。対する『マルちゃん正麺つけ麺』は、85グラムで水を含んで倍の重さになったとしても、170グラムほどだ。これでは「つけ麺はガッツリ食べたい!」という人には物足りないだろう。
・「魚介醤油味」のスープがハンパない
麺自体は「さすがマルちゃん正麺や!」というくらいウマい。モチモチ感はあまりないものの、のど越しの良さは抜群だ。さらに「魚介醤油味」は、スープのクオリティがヤバい。完全に店レベルのウマさで、今まで食べた冷凍つけ麺も含め、群を抜いている。
要するに2つ食べればいいだけのことなのだが、それだと1食あたり200円と冷凍つけ麺より割高になってしまう(ファミマの冷凍つけ麺は177円)。どれをレギュラーにするかは悩ましいところだが、スープのウマさはマジで抜群だから、一度は試す価値ありだ!
参考リンク:マルちゃん正麺
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼味は2種類。豚骨醤油味と……
▼魚介醤油味だ。
▼中身はこんな感じ。
▼ゆで時間は7分と長いものの、作り方はインスタントラーメンや冷凍つけ麺とほぼ同じだ。
▼出来上がった瞬間気付いた……。麺が少ねえぇぇぇぇぇぇえ……!
▼こちら、豚骨醤油味。麺はモチモチではなく、つるっと系だ。
▼こちら、魚介醤油味。スープのクオリティは店レベル!
▼麺は少ないが、「魚介醤油味」のスープはヤバい! 一度は試す価値ありだ!!