10362350_1568133516748253_51150807_n_580px

遠い昔、通称「ピョン吉」こと、フィット感が最高すぎる “まるで生きているかのようなパンツ” を紹介した。その後もバリバリと着用し続けているが、ヨレる気配は一切なし。むしろ尻への締め付けはパワーアップしている今日このごろだ。このパンツは確実に生きている。いや……成長している!!

そんなピョン吉の兄貴分にあたるのが、通称「ピョン吉長(ぴょんきちなが)」である。ピョン吉よりもロング丈なので、今の季節にはもってこい! ということで今回は、ピョン吉長の最高な点と、唯一の弱点をお伝えしたいと思う。

・ピョン吉長の良いところ

ちなみに、今サラリと「通称ピョン吉長(ぴょんきちなが)」と書いたが、私(筆者)が勝手に命名しているだけなので、どうか気をつけてほしい。それはさておき、まずはピョン吉長の最高な点を以下にズラズラっと羅列してみよう。

・ピョン吉シリーズ伝統の “フィット感” が、相変わらず最高すぎる!
・ノーマルのピョン吉に比べて、丈が長いので下半身があったかい!
・ふともも部分を優しく包み込む “ホールド感” も素晴らしい!
・スパッツのようなカタチなので、パンツ一丁でも部屋着に見える!
・帰宅してズボン下ろしたら即部屋着(そくへやぎ)状態
・むしろピョン吉長をはいてしまったら、部屋着なんて不要レベル!
LINE乗っ取りとも全身を使って戦える抜群の動きやすさ!

──てな感じで、とにかく「部屋着になるレベルのカッコよさ」というのがポイントだ。たとえばパンツ一丁の時に宅配業者が来たとしても、わざわざズボンをはかずに出ることが可能。むしろ「いい部屋着だなぁ」と思われることだろう。たぶん。

・ピョン吉長のダメなところ

しかしながら、惜しいことに残念な点もある。ピョン吉長のダメなところ……それはズバリ「下半身のパイロットに自由を与えすぎている」のだ。パンツ中央部を戦闘機のコックピットに例えるならば、コックピットが少しだけ広いのである。

ノーマルのピョン吉に乗るパイロットは、きちんと安全ベルトをしめていた。キリモミ回転しても微動だにしない。ところがピョン吉長のコックピットは、軽自動車の宣伝文句よろしく「室内ひろびろ!」なため、キリモミ回転すると上下左右に動いてしまう。

・いつの間にかポジションチェンジ

どんな状態になるのかを剣道に例えて説明すると、試合開始時は “上段の構え” だったのに、いつの間にか “中段の構え” になっているという感じであり、私の場合は、中央よりやや左に寄り気味の “平正眼(ひらせいがん)の構え” といった具合である。

礼儀作法で例えると、最初は直立不動で「起立」していたのに、いつの間にか90度の角度で「礼」しているみたいなイメージだ。しかも、コックピットの広さが絶妙なので “90度おじぎ” のまま固定され、とんでもない立体感が出てしまうというオマケ付き。

・問題点は「下半身のパイロットの上半身の自由度の高さ」

ノーマルのピョン吉と同じくTM(TAMA)のホールド感はバツグンなだけに、下半身のパイロットの上半身の自由度の高さは実に残念。いつもAmazonの荷物を運んできてくれる宅配業者さんたちに、いらん恐怖を抱かせてしまうおそれもあるからだ。

そんな嬉しい難点がありつつも、やはり部屋着感覚で使えるピョン吉長は使い勝手が最高にイイ。1枚持っていても損はない。価格は店によってマチマチだが、だいたい1500円〜2000円くらいで、カラー展開は全4色。もちろん私はコンプリートしている。

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼全色揃えたくなるカラー展開も魅力だ
10724847_363566450480026_586744762_n_580px