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北海道にはさまざまな種類のキャラメルが販売している。スタンダードなミルクキャラメルだけでなく、ジンギスカンや塩ラーメン、スープカレーなどの味を再現したものなど、実に多彩だ。北海道のお家芸ともいって良い、この多彩なキャラメルの分野にうどん県(香川県)が参戦していることが判明!

もう言わずともその種類は、想像がつくと思うのだが……。そう、それは「うどん風味キャラメル」である。お察しの通りである。うどんダシ入りなのだとか。仕方がないから実際に食べてみた……。

・いわし煮干しとかつお削りぶし

本当にうどん出汁が入っているのか、念のために原材料をたしかめてみたところ、「しょうゆうどんだし(しょうゆ、ぶどう糖果糖液糖、糖類醗酵調味料、食塩、砂糖、いわし煮干エキス、かつお削りぶし)」とある。本気で出汁(だし)成分を入れにかかっている。

・うどんとキャラメル、異世界の出会い

これにバターやゼラチンが加えられており、当然ながらキャラメルとしての材料も使用されている。うどんとキャラメル、完全に異世界の食べ物をかけあわせて美味しくなるのだろうか? 実際に食べてみることに……。

・出汁の匂いが漂う

箱から取り出すとその時点で、出汁の匂いが漂ってくる。魚臭とでも言おうか。これが焼き魚なら、食欲をそそられるところなのかもしれないが、キャラメルとわかっているだけに匂いに気後れしてしまう。匂いから甘さを感じないのだが、これは本当にキャラメルとしておいしく頂けるのだろうか……。

・白ご飯に出汁をかけて砂糖をまぶしたような……

そして意を決して、口のなかに放り込むと……。率直に言ってウマい! とは思えないのだが。出汁の風味に覆いかぶさるようにして、ほのかな甘味が口に広がる。それままるで、白ご飯に出汁をかけてその上から砂糖をまぶしているようだ。う~ん……、興味深い味ではあるが、キャラメルに求める味ではないような気もするのだが。

しかし、どことなくクセになる食感ではある。何より着眼点が面白い。うどん県らしいアプローチと言っても良いのではないだろうか。お土産物としては友人知人を驚かせるのに適しているのかもしれない。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼原材料を見ると、本当に「しょうゆうどんだし」が入っている
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▼箱から出した時点で、出汁の匂いが漂う
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▼予想を裏切らない出汁テイスト
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