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2014年5月27日、サッカー日本代表はブラジルW杯に向けて国内最後の壮行試合・キプロスとの一戦に臨み、内田篤人選手のゴールで勝利した。サッカーファン以外にも認知度が高い彼だが、どんなプレーをするのか知らない人はまだまだ多い。

そこで今回は、所属クラブであるドイツのシャルケでのプレーを中心に収録された動画「内田篤人プレー集 2013-2014 Atsuto Uchida Goals & Skills Firs」と合わせて彼のことをご紹介したい。攻撃だけではなく、成長した守備も必見だぞ!

・内田選手とは

1988年3月27日生まれの26歳。サッカーの名門である静岡県の清水東高校から鹿島アントラーズに入団し、高卒ルーキーながら開幕戦でスタメン出場を果たした経歴を持つ。若くしてその才能を認められ、日本代表には19歳で抜擢された。

現在所属しているドイツのシャルケには、2010年の南アフリカW杯後に移籍。1年目からスタメンに定着し、2011年には欧州チャンピオンズリーグでベスト4まで進出するなど、厳しい環境に身を置くことで今も成長を続けている。

・プレースタイル

そんな内田選手の武器はスピードに乗ったオーバーラップと正確なクロス。不安視されていた守備もドイツでトッププレイヤーたちに揉まれることで成長し、攻守に隙のない選手へとなった。サイドバックの位置から試合を組み立てることができるのも特長だ。

・国内外で高い人気

そして内田選手といえば、甘いマスクで女性ファンが多いことでも知られている。その人気の高さはドイツ・ブンデスリーガの公式サイトでも取り上げられているように、シャルケの観戦ツアーが企画されたこともあるほど。また、ドイツの子供たちからも「ウッシー」の愛称で親しまれており人気が高い。

・南アフリカでの雪辱を果たすはブラジルの地

順風満帆に思われる内田選手のサッカー人生だが、2010年南アフリカW杯では挫折を経験した。岡田ジャパンのメンバーに選出され、先発出場するものと思われていたが、戦術変更により大会直前でスタメン剥奪。ピッチに立つことさえ叶わなかったのだ。

2014年1月に痛めた右太もも裏の肉離れも先日のキプロス戦で一蹴した内田選手。雪辱の舞台・ブラジルW杯はすぐそこまできている。ザックジャパン不動の右サイドバックはドイツで成長した4年間の集大成を見せてくれるに違いない。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼日本代表には欠かせない選手だ

▼ドイツの子供たちにも大人気

▼日本からは内田選手のためのツアーが組まれるほど人気が高い

▼キプロス戦でゴールを決めた後はコーチのもとへ一直線