
ファストフードといえば「ハンバーガー」である。手軽に食べられるうえに、各チェーン店が趣向を凝らしたメニューを提供しており、国民食といっても良いほど日本中で親しまれている。もっと自由においしくハンバーガーを食べたいと思ったことはないだろうか?
その夢を叶えてくれるような斬新なキャンペーンを、大阪の小さな商店街がスタートさせた。その名も「ハンバーガーストリート」。バンズ(パン)を購入して、参加各店で好きな具材をチョイス。すると自分だけのオリジナルバーガーの完成である。実際にどんなものなのか、ハンバーガーストリートへ行ってみた。
・地元の歴史をPRする企画
このユニークな企画を行っているのは、大阪市天王寺区の玉造にある「玉造日之出商店街」の横丁、通称「幸村ロード」である。この地は、真田幸村とゆかりが深いことからこの名がつけられた。
地元の歴史を広くPRする目的で、横丁の飲食店9店舗が参加して企画がスタートしたそうだ。北海道釧路の和商市場で実施している「勝手丼」をヒントに、企画が考案されたのだとか。勝手丼とは市場の惣菜店で丼めしを購入し、鮮魚店や塩干店で具材を購入するというものだ。こちらも同様に、まずはバンズを購入するところから始まる。
・120円のバンズを購入、200~500円の具材をチョイス
購入できるバンズは2種類。通常のハンバーガー店で使用しているようなバンズか、もしくは大豆パン専門店で大豆バンズを買うことになる。いずれも120円。そして、串焼き屋や鮮魚居酒屋、カフェなどから200~500円の具材をチョイスするのである。
・つくねと長いもの食感がマッチ
私(記者)はまず、串焼き屋「三代目まさや」のガッツリメニュー「決戦前夜」にチャレンジ。これは手作りつくねと、朝引き鶏モモ肉のガーリック焼き、そこに長いもスライスを挟んだ一品。チョイスは自由なので、このなかから好きなものだけを選んでも構わない。
大豆バンズを持って行くと、バンズもその場で焼いてくれるので、ホカホカフワフワの食感を楽しむことができた。食べてみて非常にうれしかったのは、すべてが焼き立てであること。タレたっぷりのジューシーなつくねに、長いものシャキシャキとした食感が良く合い、かなりのボリュームではあったがペロリと平らげてしまった。
・ハンバーグをあえて半分に
続いては、「B Cafe」の「さくらポークハンバーグ」にチャレンジ。実は具材は一つひとつがかなり大きく、複数をチョイスするとサンドできないことが判明した。よくばりな私は、それでも違うお店の具材を一度に味わいたいと思い、このお店であえてハンバーグの大きさを半分にしてくれるようにお願いした。本来であれば、ひとつの味をしっかり味わうべきかもしれないのだが、あえて味のミックスにチャレンジ。
・タルタルとデミグラスはあまり合わなかった
B Cafe のデミグラスソースのポークハンバーグに、まぐろ専門店の「自家製ツナタルタル」をトッピングすることに。ホクホクとした食感のツナと、旨みのギュギュっと詰まったハンバーグはなかなかの食い応え。だが、デミグラスソースの味をマヨネーズが帳消しにしてしまったため、この掛け合わせが失敗だった。マネしない方が良いだろう。
・三種盛りバーガーはボリューム満点
最後に、海鮮居酒屋「大枡」のブリ・サバ・赤天(島根県浜田市の名産品。魚肉のすり身に唐辛子を混ぜて揚げたもの)の三種盛りバーガーに挑戦。ブリ・サバはいわゆる焼き魚である。これがバンズと合うのか? と疑心暗鬼だったが、これが意外にもバッチリマッチ。
コールスローが味のつなぐ役になって、焼き魚の持つ独特の臭みを和らげていた。ただ、一度に三種を盛ると、大口を開けても頬張ることができないほどのボリュームなので、選ぶなら二種にした方が良いだろう。
ちなみにこの企画は、3月31日までの土日祝(11:30~14:30)開催されるとのこと。あまり遅い時間に行くと食材がなくなる可能性があるので、多少早めに出かけた方が良いだろう。
・ハンバーガーストリート玉造
開催期間 2014年2月9日~3月31日までの土日祝
時間 11:30~14:30(食材がなくなり次第終了)
参考リンク 玉造を応援する情報サイト
Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24
▼これが、ハンバーガーストリートの開催エリア
▼約100メートルの小さな横丁の9店舗が参加
▼まずはバンズを購入。大豆パン専門店の大豆バンズ(120円)
▼串焼きのお店のハンバーガー「決戦前夜」にチャレンジ
▼つくね・長いも・鶏モモの入った食べ応えある一品
▼続いてカフェへ
▼ここでさくらポークのハンバーグを半分ゲット
▼次にまぐろ専門店へ
▼ここでツナタルタルを加え、オリジナルハンバーガーの完成!
▼次は普通のバンズ(120円)を購入
▼海鮮居酒屋の焼き魚バーガーにトライ!
▼バンズを焼いてくれるのもうれしい
▼三種(ブリ・サバ・赤天)を入れるとはみ出すほどのボリューム
佐藤英典
















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