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寒い冬、お風呂に入るのは至福の時間ですよね。熱いお湯にゆっくり。冷えた身体が温まってポカポカ。でも!! お風呂からあがると身体がかゆい! すごくかゆい! そんな経験ある人は多いのでは!? 実はそれ「温熱じんましん」かもしれません。

・温熱じんましんって?

じんましんはよく聞くけど、温熱じんましんって何? 温熱じんましんとは、温水や温風のような温かい刺激を受けるとできるじんましん。特に気温が低いところから高いところに移動して、身体が温まると皮膚に発疹がでるそうです。

・症状は、かゆみ。

体が温まると、蚊にさされた時にでるような皮膚の赤みや腫れが出て、かゆみを伴う発疹が出ます。この強いかゆみが温熱じんましんの特徴。温度変化を感じとりやすい血管が集まっているももや、乾燥しやすいひじやひざ周辺に、ヒスタミンという物質が集中していて、その結果、皮膚に赤みを帯びたふくらみができるのだそうです。

・皮膚の温度は40~50℃

温熱じんましんが発症すると、なんと接触部分の皮膚の温度は40~50度にもなるとのこと。温かさによる体温の上昇が原因で、入浴後や運動後に、暖房器具にあたったあとに起こりやすいのです。はじめはピリピリする程度でも、すぐに悪化してかゆみがとれなくなることも!!

・温熱を避けること

予防は、温熱を避けること。ストーブから直接風を受けないこと、そしてお風呂上がりに軟膏を塗るといったような日々のケアが大事。あと発症部分をかかないこと。かいてしまうと、じんましんが広がることもあるから注意です。

・不安な人は一度皮膚科へ

ただ温熱じんましんは判別しづらく、他の原因で発祥しても体が温かくなったから「温熱」と勘違いしやすいので、普段の生活をじっくり観察した上での判断が必要。思い当たる人は、一度皮膚科に行ってみるといいかもしれません。

参照元: 温熱じんましん
執筆: 千絵ノムラ.(鮒蒸A)