2013年5月、韓国のIT系メディアがアップル社の製品に関する驚くべき情報を伝え、世界的な話題となった。その情報とは、同社のタブレット端末「iPad」に新規格が登場するというもの。
・12.9インチ「iPad Maxi」
そのとき報じられた内容では、12.9インチのタブレット端末は「iPad Maxi(マキシ)」と名付けられるとのことだった。しかしイマイチ信憑性に欠けていたのだが、最近になって米有力紙の「ウォールストリートジャーナル」が、現行よりも大きな製品のスクリーンテストに入ったと伝えたのである。これはもしかして、本当に「iPad Maxi」が誕生するのでは?
・噂レベルの情報だったが……
5月に報じたのは、韓国メディアの「etnews」だ。業界筋が「部品関係会社と供給協議に入った」との情報を漏らしたと伝えていた。しかし、その裏付けが乏しくあくまでも噂レベルでの内容だったのである。
・大きい画面のiPad
ところが「ウォールストリートジャーナル」は、「アップルは大型スクリーンのiPhone、iPadをテスト」という記事を7月22日に報じているのだ。同紙は米最大手の日刊紙であり、金融・経済に与える影響は大きい。信頼性の低い情報を扱うことは考えにくい。どうやら従来の製品よりも、大きい画面のiPadのプロトタイプを制作するものと見られている。
・iPhoneも大型化するのか?
もうひとつ注目したいのが、iPhoneについてだ。実のところ6月に海外メディアで、5.7インチ版のiPhoneについての情報がささやかれていた。現行版(4インチ)よりもさらに大きくなると、ポケットに入らなくなるのではないだろうか。また、もし仮に「iPad Maxi」が発売されるとなれば、iPadも3つのサイズ(7.9、9.7、12.9インチ)が取り扱われることになる。どれを選んで良いのか、わからなくなりそうだ。
・可能性はゼロではない
毎度のことではあるが、これらは公式な発表ではない。したがって発売されるまで、真偽については不明だ。しかし火のないところに煙は立たぬ、噂とはいっても可能性はゼロではない。世界的有力紙が報じたとなると、なおさら真実味を帯びてくる。とにかく続報が待たれる。