手軽においしく食べられる即席麺の「カップヌードル」。日本はもとより海外でも販売され、そのおいしさはまさに国境を越えた味といっても良いでしょう。
実はそのカップヌードルに、驚きのバリエーションが存在することが判明。それはなんとカップヌードル「出前一丁」味です。カップヌードルなのに、出前一丁ってどういうこと? とにかく実際に食べてみました!
・出前一丁のマスコット
袋めんとして1968年に販売開始された出前一丁には、マスコットがいます。彼の名を皆さんご存知でしょうか? 彼は「出前坊や」というそうです。昔と変わらない愛らしい表情が魅力的ですね。
・カップヌードルに出前坊や
タイで販売されているカップヌードル「一番らーめん」のパッケージに、その出前坊やが登場しているのです。二つの商品はともに日清食品が製造販売しています。したがって、コラボしていてもおかしくないのですが、なぜか日本では販売されていません。
・作り方は通常のカップヌードル
袋麺とカップ麺の夢の合体。とはいえ、作り方は特別なものではありません。通常のカップヌードルと同じようにお湯を注ぐだけです。
・シーフードヌードルに近い味
そして実際に食べてみることに。記者(私)は食べる前に、出前一丁のゴマラー油の味を期待していました。しかし残念ながら、ゴマラー油の味は一切しません。どちらかと言えば、カップヌードルのシーフードに近い味。とはいえ、日本のシーフード味のような濃厚さはなく、薄目の味わいでした。日本のカップヌードルに慣れ親しんでいると、少々物足りない感じがします。
タイの一般的なスーパーマーケットで販売しているこの商品。できれば、日本オリジナルで販売して頂きたいものです。
Report:フードクイーン・佐藤
▼ カップヌードルなのに、出前坊やが
▼ 価格は18.75バーツ(約65円)です
▼ ふたを開けると中にフォーク
▼ 通常のカップヌードルと同じように、お湯を注いで三分待ちます
▼ 完成!
▼ 味は薄目のシーフードヌードルといった感じ