できることなら聞きたくないのが、他人が放ったオナラの音である。特に、下品な音のオナラは聞きたくない。例えば「ぷっ」っではなく「バビ~ッ!」といった音である。たとえ自分のオナラの音でも、下品な音を奏でてしまうと自己嫌悪に陥ったりするものだ。

そう思っているのは、どうやら人間だけではないようだ。なんと、ハリネズミも人間のオナラの音が嫌いなようなのである。その様子は、動画「hedgehog reacts to farts」にて確認できる。

動画の時間は38秒。ヒクヒクと鼻を動かしながら様子をうかがうハリネズミ。撮影者が咳払いしても、少し「ピクッ」と反応するだけで、とわけ防御の姿勢はしていない。

ところが!

撮影者が実に下品な放屁をかますと、「ピクッ」どころか完全なる防御の姿勢をとるのである。コロコロと丸まり、鉄壁のディフェンスをするのである。つまり、自分に危害が加わると判断したのだ。品のない放屁音には、十分に気をつけたいものである。

(文=GO
参照元:Youtube ConalCochran