先日、ついに香港でiPhone4Sが発売され、香港人だけでなく中国大陸からも多くの人が買い求めた。そんななか、北京在住の女性が広東省に住んでいる恋人にiPhone4Sを送ってもらったそうだ。大陸未発売の4Sをゲットしたとワクワクして箱を開けたところ、何と箱の中から出てきたのは、どう見てもレンガだった。「信頼できる人に送ってもらったのに何で!?」と朱さんは怒り心頭らしい。

被害にあったのは北京在住の女性・朱さんだ。彼女は恋人にカナダでiPhone4Sを購入してもらい11月8日に広州から発送してもらったそうだ。だが14日に受け取った箱を開けてみると中から出てきたのは、新聞紙に包まれた赤レンガだった。

朱さんは「レンガはiPhone4Sの箱に入るようにカットされていたわ。確かに箱はなんだか汚かったし開封した痕跡があった」としている。信頼できるはずの恋人にわざわざ外国で買ってきてもらったのに、どうしてこんなことになってしまったのだろうか。

中国では一般的に小包を送る際制限が多く、郵便局で送付物現物を郵便局員に見せなければならない。記者も茶葉やラー油などは中国国内でも送付禁止物品だとつき返されたことがある。断言はできないが朱さんの恋人が間違いなく本物のiPhone4Sを送っていたとすれば、朱さんの手に渡るまでにそれがiPhone4Sだとわかって開封・偽装できる人物というのは限られてきそうだ。

なお、すでにこのレンガは広州に送り返され、郵便局側も弁償に応じるとしているいる。幸い被害額は保障の範囲内であったそうだが、朱さんのショックははかりしれない。

参照元: カナダ華人ネット(中国語)

▼なくなったのは本体だけ、USBケーブルなど付属品は残っていたようだ