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生チョコ・生キャラメルから始まり、生ドーナツや生カステラ、生バームクーヘンなど、スイーツが “生化” して久しいが、「それも生になりますか!」とネーミングだけでハートをくすぐられる商品と巡り合ってしまった……。それが『タマゴ生ボーロ』だ!

幼い頃誰もが食べたであろう、サクサクとした食感からスッと口の中で溶ける優しい甘さのタマゴボーロまでが生になってしまったというのか……! 名前だけで買うに決まってる!! というわけで、さっそく『タマゴ生ボーロ』を食べてみたのでご報告したい。

・名前にやられた

タマゴ生ボーロを製造しているのは静岡県にある「ヤタロー」である。調べてみると、80年間スイーツを作り続けているお菓子メーカーで、ラスクやバームクーヘンが名物であるようだ。私(筆者)は都内のスーパーの菓子パンコーナーで発見した。

タマゴを思わせる黄色い生地で、表面はふっくらときつね色に焼かれている。ピンポン玉サイズのものが11個入っており350円。ノーマルの「タマゴボーロ」との共通点は表面がきつね色だということしか見当たらないが、とにかく名前がイイ! 迷わず購入した。

・食べてみた

家に持ち帰り開けてみると、かなりしっとりしている。うむ、あのサクサク「タマゴボーロ」とは全く別物である。過去の生系スイーツの全てが美味しかったかと言われれば、残念ながらそうではない。お前はどうなんだ、タマゴ生ボーロよ……。見た目は可愛いタマゴ生ボーロよ……! 一口食べてみると……!!

うん、優しいね! 優しい味わい!! タマゴボーロらしさは見当たらないが、これはこれでアリ! サクサク感はもちろんゼロ、スッと溶ける口どけも全くないが “素朴さ” だけは共通してる。しっとりとした食感で甘さも控えめ。大人だけではなく、子供も好きな味だ!

・素朴な味わい

端的にいえば、「甘さ控えめで」「かなりしっとりとした食感の」「タマゴ風味のパン」である。『タマゴ生ボーロ』というネーミングでなければタマゴボーロだとは気付かないだろうが、素朴な味は好印象。くどくないから、ついついもう1個と手が出るお菓子であった。

人を選ばない万人受けする味だから、一度食べてみても「やられた!」と思うことはないはずだ。わざわざ専門店に行かずともスーパーなどで気軽に購入できるので、興味がある人は手に取ってみてほしい。きっと素朴さを気に入るはずだ。

参考リンク:ヤタローグループ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼スーパーで発見した「タマゴ生ボーロ」
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▼静岡の「ヤタロー」が製造している。
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▼ピンポン玉サイズ。
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▼ドーン!
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▼ノーマルの「タマゴボーロ」とは違うが、素朴な味わいだから万人受けするはず。
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▼かなりしっとりしているぞ!
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▼1つ350円! 興味がある人はぜひ!!
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