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プラネタリウムクリエーターであり、日本を代表するエンジニアとして知られる大平貴之氏がTwitterに投稿した内容が議論を呼んでいる。

大平氏のツイートによると、彼は2014年7月28日に、屋外の噴水で全裸で水浴びしているある光景を目撃したそうだ。その発言が問題視されたところ、後にネタだったとして謝罪する事態に発展している。

・大平貴之氏のツイート

「今ららぽの噴水で小学高学年か中学生くらいの女の子が全裸で水浴びしてるの見かけたんだけどあれ大丈夫なのかな」
「とりあえず写真撮っといたが、アップするのはやめておこう」(大平貴之 公式Twitterより引用)

さらにそれを、さらに「うらやましいだろう」や、「まじめにこつこつやってるとな、神様はこういうご褒美くれるんだ。サボって文句ばかり言うやつは思い知れ」と、自慢とも煽りとも取れる発言をしていた。

・「ネタです」

これらの投稿を問題視するネットユーザーが相次ぎ、画像を保存しているのかとの問いかけに対して、大平氏は「撮影はネタです」と、明かしている。だが、この発言が火に油を注ぐような結果となり、翌日、謝罪する事態となった。

・Twitterで謝罪

大平氏は、

「【お詫び】まず昨日正午過ぎ、ショッピングセンターで水浴びしていた女の子についての書き込みについて、多数の方からお叱りを頂戴しました。これについてお詫びとご説明をしたいと思います」

に始まるツイートで以下のように釈明している。詳細は大平氏のツイートで確認できるが、実際は、ショッピングセンターには行ったものの、全裸女児の撮影はしていないし、そもそも目撃自体していないそうだ。噴水広場で水着姿の幼児とその家族を見かけただけとのことである。

・大平氏「多くの方に失望と不安を与えてしまった」

大平氏は、冗談のつもりだったらしい。普段から大平氏のツイートを見ているという人からは「やっぱりネタだと思った」という声もあるが、「全ての人がネタだと受け止めるとは限らないのに…」「ネタとして「面白い」と思ったわけでしょ?」「犯罪とは言わないけど、品性ってあるよね。」と、厳しい意見も寄せられている。

大平氏もそれらの声を受けてか、

「いずれにしてもそのような事情や意図は書き込みを見た方には到底伝わるはずもなく、その結果、多くの方に失望と不安を与えてしまったのは私の落ち度です」
「重ね重ね、皆さんには深くお詫びします。 以上  大平貴之」(大平貴之 公式Twitterより引用)

と、謝罪の言葉を述べている。

・大きな波紋

大平氏といえば、ギネス認定された光学式プラネタリウム「メガスター」シリーズを手掛け、2006年には文部科学大臣表彰の科学技術賞を受賞した人物だ。

さらに、相模女子大学等の客員教授を務め、青少年向けの講演も行っていただけに、「全裸の女児撮影発言」も、「それがネタだった発言」共に、大きな波紋を広げたようである。

参照元:Twitter @ohiratec_mega
執筆:佐藤英典