2013-11-18_154417
芸人の鉄拳といえば「パラパラ漫画」。そのクオリティの高さと心をゆさぶるストーリーで多くの人を感動させてきた。その鉄拳の新作動画が公開され、またしても涙が止まらないと話題になっている。

今回の動画のタイトルは『家族のはなし』。あるひとつの家族のストーリーなのだが、多くの人が共感、「両親にありがとうと言いたくなる」と涙しているのだ。

この動画は、信濃毎日新聞140周年を記念して作られたものだ。ストーリーは、あるリンゴ農家のおはなし。農家に生まれた男の子はお父さんとお母さんが大好き。夢はお父さんみたいなリンゴ農家になること。しかし、少年は大人になり、結局、家業を継ぐことなく上京。そして幾度も反発と挫折を繰り返して……。

青年だけでなく見守る両親の気持ちも伝わってくるだけに、いったいどうなってしまうのか見ていてハラハラしてしまう。だが、最後まで見てみると……そこにあるのは家族の姿に涙が止まらなくなる。

この動画に、ネットユーザーからは

「さすが鉄拳、ラストでとうとう泣いた。」
「あかん! これは、あかん!涙…」
「泣いた。我が身の親不孝を嘆き、親の愛を噛みしめる。」
「感動して・・・涙が止まりません。家族、ほしいですねぇ。。。 両親に、改めてありがとう」が言いたくなる作品。」
「学校でみるものじゃなかった(;ω;)」
「駄目だ。やっぱり泣けてしまう。上京し、大学を中退し、家業を継がず、音楽の道に飛び込み、挫折して、親の愛を知る。これは俺の事かと思わせる鉄拳、凄い」
「家族って面倒くさいけど、素晴らしい。ほんとそう。」
「ひたすら泣けた。我が親は実に面倒くさい存在で、でもこれ以上もないほど大切な存在。うん。大事です。」

などと、感動の声が寄せられている。

言ってしまえば、どこにでもある話。よくある家族の話だ。だが、逆にそれが視聴者ひとりひとりの経験とシンクロし、多くの人の共感と感動を呼び寄せているのではないだろうか?

もう11月。そろそろ年末年始の予定を立てる頃だろう。旅行もいいが、この動画を見ていると、「年末くらいは親と一緒に過ごそうかな」、そう思いはしないだろうか。

参照元:YouTube
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▼こちらはメイキング映像