皆さんに大至急お伝えしたいことがある。それは、もしもあなたのPCが悪質なマルウエアに感染していた場合に、7月9日以降ネットにアクセスできなくなる可能性があるというのだ。これは2011年末にFBI(米連邦捜査局)が、「DNS Changer」というマルウエアを利用していた犯罪グループを逮捕した。それによって、感染していた人が知らないうちにアクセスしてサーバーが停止されるによるものなのだとか。

全世界で50万台のPCが影響を受けるというのだが、あなたのマシンは大丈夫だろうか? まだチェックしていたのという方は、すみやかに確認することをおすすめする

一般社団法人「JPCERTコーディネーションセンター」(JPCERT/CC)は、2012年5月22日にプレスリリースでこのことを伝えている。それによると、犯罪グループが逮捕されて運用していたサーバーが差し押さえられており、サーバー運用が7月9日に終了するという。これに伴って、ネット利用できていた感染PCも、それ以降ネットにつながらなくなるとしている。

突然アクセスできなくなる事態を防ぐために、同法人は「DNS Changer マルウエア感染確認サイト」を公開した。チェック方法は非常に簡単だ。サイトにアクセスするだけで瞬時に結果がブラウザに表示される。

記者(私)も確認のために利用してみたのだが、幸い問題なく「 DNS Changer マルウエアの感染は確認できません」と表示された。もしも感染していた場合には、ウイルス対策ソフトを最新の状態にしたうえで、システム全体をスキャンを行うようすすめている。気になる方はぜひチェックして頂きたい。

参照元:DNS Changer マルウエア感染確認サイト,確認サイトの概要

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