大手バーガーチェーンの「バーガーキング」は、2012年3月9日より今までにないまったく新しいハンバーガーの販売を開始しました。その名も「BK RiNGO(リンゴ)」ハンバーガーのパティ(肉)の上に、輪切りのリンゴが乗っているのです。従来のハンバーガーの概念をくつがえすような斬新なメニューなのですが、はたしてお味のほどはいかがなのでしょうか? 実際に食べてみましたよッ!

使用しているリンゴは国産のもので、厚切り(7ミリ)にカットして直火でグリルしているそうです。リンゴの甘みとジューシーなビーフパティの相性抜群というのですが、本当にこの2つが合うのでしょうか?

オーダーしてみたところ、リンゴとパティそれぞれを注文時からグリルを開始するので多少時間がかかりました。しかし待っただけの甲斐あって、受け取ったハンバーガーはアツアツです。すでにシナモンの香りがプンプンと漂っています。

包みを開けると、さらに香りが強くなり、ハンバーガーというよりも「スイーツ」を連想するほど甘い匂いが立ちこめます。そして食べてみたところ、しっかりとグリルされたリンゴの柔らかさに驚きました。なかにフィリングされたハニーマスタードが、リンゴの甘さを上手に引き立てています。マスタードとリンゴの相性が良いとは知りませんでしたッ!

パティとの食べ合わせも違和感がなく、食べる前の不安は一口で消し飛んだのです。しかし、どうしても最初から最後までシナモンの香りが付きまといます。シナモンの匂いは好みがわかれると思います。かなり大量にシナモンパウダーがかかっているので、苦手という方は食べ進めるのが辛くなるかもしれません。

とはいえ、パティ・リンゴ・マスタードの組み合わせは最高ですッ! 「また食べたい」というのが記者(私)の率直な感想です。どうしてもシナモンがダメという方は、オーダーの際に「シナモン抜きで」とお願いすると良いかもしれませんよ。

Photo:Rocketnews24

▼ 包みにはリンゴをあらわす「R」の文字。シナモン臭プンプンです
▼ リンゴの甘さを引き立ててくれるのが、ハニーマスタードです