これ、オシャレだと思う? 上司から「ひと皮むけた」と絶賛された『半袖Tシャツの袖まくり』アレンジがこちらです / 0円で出来るファッションテク(その2)
みなさん、くどいほどに自問自答しましたか? このページを読んでるってことは、くどいほどの自問自答の結果、「覚悟ができた」ってことやと判断して進めていきますよ。
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見ればお分かりの通り、Gパンを脱いだら一気に局面が変わったでしょ?
ありがちなファッションやったのが、パンイチになることで個性あふれる雰囲気になってる。言うなれば、1本のスルーパスでキーパーと1対1ってなったって感じですかね。良い流れですね。
そこからパンツの裾を折ってみると……
──そうですね……。厳しい言い方をすると、まだまだアジアのレベルでしょうね。ミラノやったら通用しないのは間違いないですね。かつてミラノで、佑都(長友)がよく頼む『からすみと手長海老の尻尾のスパゲティ』を食べたことがある身としては、満足するわけにはいかないですね。
何が足りないのかっていうと……やっぱり個の力。具体的に言うと、縦にズバッといく力が足りてないと思うんですよ。そこが世界との差やと思うんですよ。ここで満足してたら、日本はいつまでたっても強くなれないと思うんですよ。
──というわけでパンツも脱いでみたんですが、ここから先はさらに閲覧注意なので、再度くどいほどに自問自答してから確認していただきたいですね。
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結果を先に言いましょか。パンツを脱いだのはアタリですね。パンツをはいてるときがキーパーと1対1だとするならば、パンツを脱ぐことでキーパーを抜き去ったって感じでしょうかね。
これは完璧……と僕も思ったものの……
・納得いかない
やっぱりサッカーとファッションは最後まで分からないもんですね。パンツを脱いでも、完璧ではないんですよ。ミラノレベルにはまだ足りないんですよ。かつてミラノのレストランで、店員さんに「ミラノドリアありますか?」と聞いた人間としては、満足できないんですよ。
ただ、もう全部脱いでしまってるので「アレンジのしようが無いやろ」と思ったら……ここで奇跡が起きたんですね。やっぱ俺、持ってるわ。
・股間の皮が突破口
ふと、股間を見ると、ぶかぶかの長袖シャツを着た時の腕のような形状のものが目に入ったことで、体がとっさに動いたんですよ。マスコミのみなさんには、シャツの袖が長すぎて手の平まで覆われている感じと言った方がイメージしやすいでしょうかね?
僕がこの “ほんの少しのスペース” に気づいたことで、勝負は決まったと言っていいでしょうね。正確に言うならば、袖ではなく余った皮膚なんですが、袖と考えることで局面を打開──早い話が、その袖(皮)をめくって(剥いて)みたところ……
大人の事情により、読者のみなさんに全てをお見せできないのが心苦しいのですが、「勝った」とだけお伝えしておきましょうか。完璧なコーディネートが実現したと言っていいと思いますね。
ちなみに、このファッションを見た上司のYoshioは、
「それじゃん! カッコいいだけじゃなく、全体的にひと皮むけた感じになってる!!」
──と大絶賛してましたね。
というわけで、『半袖Tシャツの袖まくり』に合うアレンジをくどいほどに自問自答しながら検証したところ、「下半身は何も身に着けず、そこからさらにひと皮向くのが最強」という結果になったと、ご報告しておきましょうか。
・実践は自己責任で
ただサポーターのみなさん、注意があるんで聞いてください。その格好で外に出ると逮捕されるのが今の社会なので、実践は室内で、なおかつ自己責任でお願いしたいですね。いつの時代でも、最新のファッションに身を包んでいる者は異端扱いされてしまうのでね。
自分の姿を鏡で見ながらくどいほどに自問自答した結果、僕はそう思いますね。
Report:和才雄一郎
イラスト:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼記事とは全く関係ないが、本田選手のツイートを読めば色々と勇気づけられる
何でもプロになりたいのなら、プロになったつもりで行動することが大切。
— Keisuke Honda (@kskgroup2017) March 9, 2018