
2026年10月1日から酒税法が改正。これによりビール、発泡酒、新ジャンル(第3のビール)の税率が350mlあたり54.25円に一本化された。
改正後はビールが安くなると話題になっていたが、実際のところ店頭価格はどうなったのか? 気になったので近所のスーパーとコンビニをハシゴして、売り場を調査してみることに。
・検証1軒目
まずは近場のスーパーへ行ってみた。価格は以下の通り(すべて350ml缶で税込)。
ビール:197円
発泡酒:197円
第3のビール:186円
※記事内の価格は2026年10月上旬、都内近郊の店舗における価格です。地域や店舗、時期によって異なります。
1軒目にして早くも二度見した。『サントリー生ビール』と発泡酒が、まさかの同額197円である。第3のビールともたった11円しか違わないではないか。
これまで「ビール」と「第3のビール」の間には明確な価格差があったと記憶しているが、10円ちょっとならもうビールでいいのでは?
あと意味不明だったのが、『アサヒスーパードライ』などのビールと『ヱビスビール』が完全に同じ値段だったこと(219円)。
いろいろとおかしい。ビール売り場の法則が歪み始めている。
・検証2軒目
続いてセブンイレブンへ。ここでもビールの値下げが大々的に謳われていた。価格は以下の通り。
ビール:約228円
発泡酒:約216円
第3のビール:約210円
やはりスーパーよりは高めだが、私(あひるねこ)が非常に気になったのが『アサヒスーパードライ』と『クリアアサヒ』の関係である。
同じアサヒのビールと、第3のビールの価格差が、わずか18円なのだ。うまい棒ほぼ1本分だと……?
『クリアアサヒ』を愛飲してきた私ですら、わずか18円差となると「今日は『スーパードライ』いくか……!」と心が揺れてしまう。
・検証3軒目
最後にイオンに行ってみた。こちらはどうなっているだろう?
ビール:187円
発泡酒:約171円
第3のビール:約160円
おお、ここはちゃんと差がある。ビールと発泡酒の価格差は16円、第3のビールとは27円の差だ。
これなら第3のビールを買う理由にはなるかな……と思いきや! そのすぐ近くにあったトップバリュの商品を見て、私は再び立ち止まった。
『プレミアム生ビール』、約163円。
え!?
ビールが163円で、第3のビールが160円……ほぼ同じやないか!
節約のために第3のビールを選ぶというこれまでの前提が、根底から覆されるほどの価格破壊だ。大手メーカーの第3のビールの立ち位置が本気で心配になってくるレベル。
これまで経済的な理由から、発泡酒と第3のビールを飲む機会が圧倒的に多かった私。しかし今回の酒税法改正によって、今後は以前ほどその恩恵にあずかれないかもしれない。
もちろんビールが安くなるのは嬉しい。嬉しいが……これは素直に喜んでいいのか? なんとも複雑な気持ちで、私は静かに缶を開けたのだった。
参考リンク:財務省「酒税に関する資料」
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼今回の調査結果をグラフにしてみた(価格は2026年10月上旬、都内近郊の店舗における価格です。地域や店舗、時期によって異なります)
あひるねこ














































