
2026年9月5日、東京・東上野に大人のソフトクリームカフェ & バーと銘打った「スノーソルト」というお店がオープンした。甘いモノ好きの私(佐藤)は、新規スイーツ店のチェックに余念がないため、新しいソフトクリームのお店がオープンするとの情報をいち早くキャッチしたわけだ。
それで実際にお店に行き、ソフトクリームを食べた上で、お店に関する情報を調べたところ、意外なお店の立ち上げた新ブランドであることがわかった。これは商売センスを感じる新規出店だなあ。
・北海道の生乳と沖縄の塩
お店はJR上野駅の広小路口から徒歩約5分。アメ横とは真逆の方面、上野でもどちらかといえば静かなエリアの一角にある。訪ねたのは開店してまだ1週間と経っていない平日だった。店頭には祝いの胡蝶蘭がキレイに咲いている。
ここは北海道・砂川の岩瀬牧場の「生乳」と、沖縄・宮古島の「雪塩」を合わせた塩ソフトクリームが看板商品なのだとか。すっきりとした味わいのミルクと塩のバランスが絶妙とのこと。それは食べるのが楽しみだ。
入店して券売機を見ると、レギュラーのソフトクリームのほかに生食パンをそえたものや、エスプレッソやヨーグルト、さらにウイスキーとのマリアージュも楽しめるらしい。
エスプレッソは珍しくないが、ウイスキーを合わせるのはたしかに大人な食べ方だ。ちなみにドリンクメニューにはコーン茶ハイや角ハイボールも用意されており、スイーツ店というよりも隠れ家バーといった向きが強いかも。
店舗の造りもちょっと変わっていて、テイクアウトのみでの提供かと思ったら、3階に「PICTURE BOOK LOUNGE 」というのがある。
棚に並んでいるのは絵本だ。絵本を読みながらソフトクリーム、あるいはアルコールを楽しむことができる。仲間でワイワイというよりも、1人でゆっくりくつろげる場所となっている。
注文したのは、アイスコーヒー(税込480円)と、エスプレッソアフォガート(税込780円)である。コーヒーとエスプレッソを一緒に頼んだのは間違いだったか……。でもまあ、飲みたかったから仕方ない。
まずは看板商品の塩ソフトとやらを頂いてみるとしよう。
スプーンですくって口に入れると、実に濃厚で芳醇なミルク感。どっしりとした重ささえある。だが、くちどけはすっきりとしており、ほのかに感じる塩の旨味が、適度に甘さを引き締めている。
そこにエスプレッソをドバ~~……。
エスプレッソを加えたことで苦味が加わり、甘さがより一層際立って感じられる。それでいてエスプレッソの苦味も損なわれることがない。これこそ、味の相乗効果というヤツだ。ウイスキーもよく合うに違いないのだが、個人的にはラム酒をかけるのも良いのでは? と思った。
アメ横の賑わいも良いが、ひとりでしっぽりとソフトクリーム、もしくはハイボールをたしなみつつ、絵本をめくるのも悪くないだろう。
・運営元は……
それでこのお店の運営元なのだが、どこがやっているのかというと、あの札幌ジンギスカンの老舗「だるま」だったのである。
面白いのはだるまの東京オフィスがこの建物の4階。つまり会社のある建物の一部を、カフェ & バーにしたというわけ。
ジンギスカンのような味の濃いモノを食べたら、食後に甘いモノを食べたくなるものである。ちょうど近くに東京本店と上野御徒町店があるので、お客さんが帰る際に「近くにうちのソフトクリームのお店があるんです」と伝えやすい。
これは商売センスを感じさせる。いずれにしても、まだ開いたばかりで意外と穴場。スイーツ好きもお酒好きもチェックしてほしい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 スノーソルト
住所 東京都台東区東上野2丁目13-2 SNOW SALT BUILDING
時間 11:00~23:00
佐藤英典










































