なぜかいま私(サンジュン)の手元にセレブの遊びみたいなビアグラスがある。その名も『ふらつくビアグラス by よなよなエール』で、クラフトビールのヤッホーブルーイングが開発したものである。

ビールを飲まないことはないが、特に晩酌もせず酒が好きでもない私。さて、この奇怪な形状のグラスをどう料理してくれよう……? 手探りで『ふらつくビアグラス』を試してみることにした。

・ヤッホーブルーイングのビアグラス

「よなよなエール」や「インドの青鬼」など、個性的な商品でクラフトビール市場をけん引するヤッホーブルーイング。個人的にはローソンだけで売っている「僕ビール、君ビール」がお気に入りである。

そのヤッホーブルーイングは定期的にヘンテコなビールグラスを開発しているらしく、なぜか今回は私の元に送られてきた。というのも、かつて弊社にいた「百村モモ」がヤッホーブルーイングで働いているからだ。

まあ、知らない仲ではないし、たまにしか連絡がないことを思えば「ロケニュー向きのネタ」と考えているのだろう。人との縁を大切に……というわけで『ふらつくビアグラス』で遊んでみることにした。



・飲みすぎ防止

で、まずは『ふらつくビアグラス』が開発された経緯を簡単に説明しておこう。『ふらつくビアグラス』は2種類の液体が入るU字型のビアグラスで、その名の通り偏りがあると倒れる仕組みになっている。

正式な使い方は片方にビール、もう片方に水を注ぎ「お酒だけじゃなくて水も飲んでね!」ということらしい。ビールだけではなく強制的に水を飲まされる仕掛けを施し、適正飲酒を実現することが目的のようだ。

企業としての遊び心はいいと思うが、ぶっちゃけ「余裕がある人の優雅なお遊び」と思わなくもない。それでも百村から「最後までビール飲めるか挑戦してみませんか?」とリクエストがあったので、ひとまずそれを試してみることにした。

・やってみよう

で、まずはグラスの片方にビールをセットし、もう片方に水を注いだらスタンバイOK。さっそく一口ビールを飲んでみると……


うむ、飲みやすくはない。


予想はしていたが、特殊な形状のグラスは飲む行為そのものに気を取られるため、決して飲みやすいワケではない。それがバランスを崩しやすい『ふらつくビアグラス』なら尚更だ。

ビールを飲んだ後はバランスをキープするため水も同じくらいの量を飲む。それを繰り返しているうちに思った……「せわしないグラスだな」と──。

狙いの通り適正飲酒には向いたグラスなのだろうが、ビールそのものには集中しづらい。無論、それを込みで楽しむマジレス禁止のビアグラスであることは百も承知。それでもあえて言おう、


余裕がある人の優雅なお遊び」であったと。


・計測マシン

つまり『ふらつくビアグラス』はビアグラスとしての機能のみならず “心の余裕を計測するマシン” としての側面もあった。このグラスをキャッキャウフフと楽しめる人は、それなりの心の余裕があるに違いない。

なお『ふらつくビアグラス』は1万3750円で販売中のほか、公式ビアレストラン・全国の飲食店・空港内ラウンジにて提供されるそうだ。以上、心に余裕がないチンケな男、P.K.サンジュンがお届けしました。

参考リンク:よなよなの里PR TIMES
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.

▼洗いづらさはプライスレス。