最も有名な東京土産のひとつ『舟和の芋ようかん』。駅やデパートでも買え、お値段もお手頃。何よりウマい。材料は芋と砂糖、塩のみ、余計なものが一切入っておらず、江戸っ子らしく正直一徹、マジのマジで絶品だ!
そのまま食べて良し、また、バターで焼くとスイートポテト風になるなんていうのも有名な食べ方だ。では、逆に凍らせてみたら? 実際にやってみたところ凍らせ芋ようかんは、あの濃厚さはそのまま、サクサク美味しいアイスキャンディーになるのだ! これ一度はやってみた方がいい、マジで!!
・芋ようかんを凍らせて食べてみた
凍らせた芋ようかんは、きっとカチコチだ。手で持つと冷たいだろうし、『あずきバー』レベルに硬くなってしまっては大変だ。ということで、アイスキャンディー風に割り箸をさして、冷凍庫へGO! 表面が乾いたら残念なので、ラップをかけて急速冷凍してみた。
・サクサク美味しいアイスキャンディーに!
仕上がった芋ようかんは、ヒンヤリ霜のかかって、見た目も涼し気。美味しそうなこと! そして一口食べてみると……こ、これは!! 当たり前だが舟和の芋ようかんや! ただし、口触りが全く異なる。濃厚なサツマイモの味を残したまま、食感はシャリッ、シャキッ、サクサク。まるで昔なつかしのアイスキャンディーである。
喉を通る冷たさがこの季節にはたまらない。あずきバー並にカッチコチになるかと予想していたが、そこまでガッチガチというわけでなく、ナイフの刃をあてるとサックリと切れる程度。硬さもちょうどいい。
・お店でも出される公式メニュー
保存方法としての芋ようかんの冷凍は知っていたが、凍らせるとこんなに美味しいとは知らなかったなぁ。いやー、このまま知らなかったら人生損するところだったと思えるくらいだ。
ちなみに、凍らせた芋ようかんは「芋凍かん」という名で店舗でも販売されているそう。場所は、浅草の舟和仲見世3号店で、1個150円だ。いつも東京駅で買ってたから知らなかったぜ……!
業務用の冷凍庫で凍らせた公式メニューとは若干異なるかもしれないが、家庭用の冷凍庫で冷やしたものも十分にイケる。これで、もう賞味期限の短さを恐れることなく最後まで美味しく食べられるというものだ!
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼舟和の芋ようかん!
▼そのまま食べてもいいけど
▼こうやって割り箸をさして
▼凍らせるとアイスキャンディーみたいになるよ!
▼シャリうま~♪
▼まだ試していない人がいたら是非!!
▼賞味期限対策にもなって一石二鳥である