「駅ナカにとんでもないつけ麺があるらしい」──。聞けばそのつけ麺をいただくには、わざわざ駅に入場する必要があるという。ふむ、何ともハードルの高いつけ麺ではないか。

一方で、制約のある「駅ナカグルメ」が逆にバズることも珍しくはない。これは早めにチェックしておくべきだろう……というわけで、2026年の6月某日「JR御茶ノ水駅」へと足を運んだ。

・六厘舎

まず触れておきたいのは、話題のつけ麺は「六厘舎」の創業者・三田遼斉氏が手掛けている店だということ。お店の名前は「久臨(きゅうりん)」で、2026年6月1日にオープンした新進気鋭のつけ麺店である。

発表によると、三田氏が今回掲げたテーマは「新たな挑戦」だという。スープは動物系食材を贅沢に継ぎ足し、より重厚なコクと深みのある味を完成させたらしい。

また看板メニューの「チャーシューつけめん」と「メンマつけめん」は、もはやトッピングの域を超えた主役級の存在感のようで、実際SNSのタイムラインにはてんこ盛りのチャーシューとメンマが流れて来た。

・バズり必至

通りがかりならいいものの、場合によっては入場券が必要であるにもかかわらず、早くも話題を集めてしまうとはさすが六厘舎の創業者が手掛けたお店。これは早めに調査しておくべきだろう。

というわけで、JR御茶ノ水駅の構内にある「久臨」へ。夕方だったためか行列は出来ていなかったが、席は8割ほどが埋まっていた。時間帯と駅ナカにあることを思えば、上々の客入りではないだろうか?

また店を訪れた時点で「メンマつけめん」は売切れ。「チャーシューつけめん」と「メンマつけめん」の2つが看板メニューであるようだが、どうやら人気は「メンマつけめん」の方らしい。

・実食

今回は「チャーシューつけめん 並(1400円)」を注文し、待つこと10分弱。入店の際に「麺を茹でるお時間をいただきます」と言われていたため、特に待ち時間が気にならないうちに「チャーシューつけめん」がやってきた。

その特徴はチャーシューがモリモリであること! まさに肉の壁!! 「つけめんなのに麺がつけられない……」というお約束ムーブが楽しめる圧倒的にボリューミーな肉だらけのつけ汁だ。

お味の方はというと、キリッとした塩分と強い旨味が印象的で「甘さ」は皆無。世の中には甘さが特徴的なつけ汁は多いが、久臨のそれは甘さを排除した「ソリッド系つけ汁」と申し上げておこう。

また平打ち麺とつけ汁の相性も良好で、幅が広い麺にサラリとしたスープがよく乗っていた。当然ながら食べても食べてもチャーシューが途切れないため、満足度は非常に高い。

・スープ割が最高

さらにラストの「スープ割」が結局1番ウマかったことも「さすが……!」と感じざるを得なかった。スープ割が美味しいつけ麺にハズレ無し。久臨、さすがの安定感である。

先述のように、ついでで無ければ入場券が必要な久臨であるが、そんなハンデをものともせず人気店になる気配をヒシヒシと感じた。つけ麺好きの方ならば1度足を運んでみるのもいいだろう。

・今回訪問した店舗の情報

店名 久臨 エキュートエディション御茶ノ水店
住所 東京都千代田区神田駿河台2丁目 JR御茶ノ水駅改札内
時間 平日07:00~22:00 / 土07:00~21:00 / 日祝08:00~20:00
定休日 不定休

参照元:PR TIMES
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.

▼卓上調味料など。つけ麺店では珍しい紅ショウガもあった。

▼つけ汁はまさに肉の壁。平打ち麺もウマい。