業務スーパーを運営する「神戸物産」は、自社製品を活用した飲食部門にも力を入れており、焼肉レストランの「プレミアムカルビ」やビュッフェレストランの「神戸クック・ワールドビュッフェ」など、いずれも高い人気を誇っている。

実は同社、弁当・総菜ブランドも持っていることはあまり知られていない。というのは、そのブランド「馳走菜(ちそうな)」は店舗数が少なく、都内でも2軒しか存在しないからだ。実際に行ってみたら、業スーの流儀にのっとった安くて量の多い品々を揃えているとわかった。

・業スーの弁当総菜

馳走菜の公式ページを見ると、メニューからそこはかとなく漂う “業スー臭”。唐揚げ弁当税別398円、ボリュームロースかつ丼も税別398円。トライアルと統合した西友のかつ重税込299円には及ばないものの、昨今の物価高のなかでお得感を演出している。


味と量はいかほどのものか? 気になったので、最寄店舗に訪ねようと思ったのだが、都内にはわずか2軒しかない

1軒が練馬でもう1軒が三鷹とのことなので、比較的アクセスしやすい三鷹のお店に行くことにした。アクセスしやすいとはいえ、JR吉祥寺駅から徒歩で30分(バスなら18分くらい)かけてお店にたどり着いた。最寄駅からまあまあ遠い……。


到着すると、そこは業スーだった。あれ? 公式ページの雰囲気から独立店舗かと思ったら、そうではなかった。それでも販売商品は変わらず気になるので、中に入ってみよう。


・フライバイキングと太巻きバイキング

入店してブランドの実態が判明した。弁当・総菜コーナーを独立したブランドとして扱っていたというわけだ。それでも一般的な業スー(少なくとも我が家の近くの業スー)では、弁当総菜の取り扱いがないので、馳走菜コーナーが特別であることはたしかだ。


さっそく商品を見ると、税別398円弁当は唐揚げだけではなかった。ミックスフライやしょう油唐揚げも同額。


のり弁と鶏そぼろご飯は税別368円だ。


そのほかにもプルコギ丼(税別398円)、あさりと山菜の和風パスタ(税別248円)など、バリエーション豊富で品数も多い。


ここの目玉はフライバイキングと太巻きバイキングである。セルフで好きなものを好きなだけ容器に取る仕組み。フライは種類を問わず1個税別69円、5個税別338円、10個で税別628円となっている。


太巻きは1本税別398円、2本で税別668円となっている。ここの相場は398円で統一されているらしい。


同額のマカロニサラダ(大)は容器にパンパンに入っていた。これは1人で食うには多すぎるな。昼食にと思ったが食い切れる気がしない。


・購入した品々

さて、商品を購入して持ち帰ろうと思ったが、スフレチーズケーキ(税別398円)は無事に持ち帰る自信がなかったので、近くのベンチで食べて帰ることにした。容器の上部にはチーズケーキ、その下にはプリンがみっちりである。


カットした4片のチーズケーキにはココアパウダー。そのほろ苦さがケーキともプリンともよく合っている。カロリーの記載がなかったが、これ1個でかなりのエネルギーを摂取できるはずである。全部食べたらかなりお腹が満たされた


昼食に3品買ってきました。全体的に茶色い。


まずはフライバイキングの牛すじコロッケ・メンチカツ・イカフライ・ささみ紫蘇フライ・エビフライの5品。これで税別338円。


それから国産鶏を使ったジャンボチキンカツ(税別298円)。


薄衣でサクサク、デカいだけでなくかなり肉厚だ。


そしてボリュームロースかつ丼である。全部で合計税別1034円(税込1115円)、これで1000円ちょっとはお得ではないだろうか。というか、全部食い切れそうにないな。


4切れのとんかつはしっかり玉子でコーティングされており、ご飯にもしっかり味がしみている。容器は小どんぶりサイズではあるけど、それでも他のおかずと合わせるとお腹を満たすのに十分。

結局、フライとジャンボカツは半分残して、夜のおかずの足しにすることにしました。さすが業スーの弁当総菜である。量は申し分なく、価格も良心的。まだ導入店舗はそれほど多くはないので、いずれ全店舗に導入されることに期待したい。


・今回訪問した店舗の情報

店名 馳走菜 三鷹店
住所 東京都三鷹市牟礼2-15-1(業務スーパー三鷹店内)
時間 9:00~21:00
定休日 なし

参考リンク:馳走菜
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼業スーオリジナルの食パン「朝の輝き」(税別78円)と、360gのコーヒー豆(税別798円)も買っておきました